バラはお庭を見事に演出してくれる素敵なお庭造りには欠かせないお花ですね。しかし、いくら綺麗でもトゲに悩んでいらっしゃる方々も多いのではないでしょうか?トゲが大きかったり、鋭かったりすると「人がよく通るような玄関や通路に置いておくのは危ないのでは…?」と植える場所を慎重に選ばなくてはいけなくなりますよね。

剪定の時や誘引の時、普段のお手入れの時も気をつかわなくてはいけなくて大変と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。そこで、今回はトゲの少ないまたは無いバラの種類についてご紹介していこうと思います。

人によってトゲの感じ方には差があるとは思いますが参考になればßと思います。

トゲの少ない・ないバラについて

バラ トゲ 少ない

まずは、トゲの少ないバラの種類を挙げていきたいと思います。トゲの少ないバラには「つるサマースノー」「キングローズ」「モンクール」「エバーゴールド」などがあります。

「つるサマースノー」は純白の爽やかな印象のもので、丈夫で伸びの良いつるを持っているので誘引がしやすく人気があります。

「キングローズ」は赤色や赤紫色で八重咲きの品種で、壁面に植えられていることが多いようです。

「モンクール」は優しいピンク色のもので中心にいくにつれてこいピンク色に見えます。香りが良く耐病性もあります。

「エバーゴールド」は明るい黄色の大輪咲のつるバラで、枝が真っ直ぐに伸びるので扱い易いですが、誘引する際には枝質が硬く折れやすいために注意が必要になります。

「エメラルドアイル」は花色が変化する品種として知られています。咲き始めから次第に淡いアプリコットやピンク色へと変化していきます。

花が長く咲き、花色の変化が楽しめる種類で、つるバラとして育てても良いですが、コンパクトに剪定して育てるというのも良いです。

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次に、トゲのないバラの種類を挙げていきたいと思います。トゲなしのバラには「白モッコウ」「黄モッコウ」「トゲなしノイバラ」「群星」「つるピンクサマースノー(つる春がすみ)」「南部ざくら」などがあります。

「モッコウバラ」はトゲがないバラといったらよく挙げられるのもので、丈夫で比較的育てやすいバラと言われています。

お花の大きさは小さめのもので、白色と黄色のものがあり黄色の方には香りがないと言われています。

「郡星」は優しい印象の純白のバラで、房も大きめになります。開花すると純白ですが蕾の先端部分には少しピンク色がついているというのも特徴です。

「南部ざくら」「サマースノー」からの改良品種となります。美しい桜色で、こちらも房が大きめになります。

開花後に色が抜けていき、白色になってくるので満開時には2つの色の花が咲いているように見えてくるのだとか。

また、枝が細めで誘引がしやすいことに加え耐病性もあり比較的育てやすいと言われています。

まとめ

他にもまだまだたくさん種類が存在しているので一つのバラで統一するのも、様々な種類のバラを植えて楽しむのも良いでしょう。