中世の天才の名を冠したバラがあるのはご存じでしょうか。スランス生まれの華麗な花を咲かせる、レオナルド・ダ・ヴィンチです。

今回はレオナルド・ダ・ヴィンチの育て方について紹介します。

バラ レオナルド 育て方

天才芸術家のバラ!レオナルド・ダ・ヴィンチの育て方!

レオナルド・ダ・ヴィンチは作出国のフランスではフロリバンダとしての登録なので本来はブッシュ樹形(木立性)です。しかし、気温が上がる日本では枝先が2mほどになるシュラブ樹形(半つる性)に育ちます。クォーターロゼット咲きで花弁数が多いバラです。

 

バラの植え付けは休眠している10月~2月頃から開始する事ができますが、大苗の植え付けは早い時期に行うと葉が伸びてしまいます。場合によっては新芽が出る事もあり、冬の寒さで傷めてしまうこともあるので、11月下旬~2月中旬がおすすめです。それよりも遅いと今度は芽吹きが弱くなる可能性があります。北海道の様な寒冷地では、4月中旬~5月下旬頃に大苗の植え付けを行います。

鉢植えの場合はバラ専用の土が販売されていますのでそれを使うとよいでしょう。

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植え付け場所や鉢の置き場所は、なるべく日当たりがよく、風通しの良い所にして下さい。日当たりが悪いと、花が咲きにくくなり、風通しが悪いと病気の原因になります。水やりは、地植えの場合は真夏などの暑くて土が乾燥するような時期には夕方にたっぷりと上げて下さい。鉢植えの場合は土が乾いたら、たっぷりとげて下さい。肥料は地植えの場合には冬に寒肥として与え、また、花後と秋口には追肥をして下さい。鉢植えの場合は、定期的に追肥を行います。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチは枝先をフェンスに誘引して小型のつるバラとしても楽しむことができます。また、冬季の切り詰めにも強く、本来のブッシュ樹形としても楽しむことができます。

 

バラの季節である春はもちろん、よく返り咲きし、秋にもある程度まとまって咲きます。花枝があまり長くならないため、花が横向きに咲くので扱いやすい品種です。病気に強く、育てやすいのでバラ初心者にもおすすめです。

【まとめ】

中世ヨーロッパの天才芸術家の名前をいただいたレオナルド・ダ・ヴィンチは風や雨にも強い品種です。この他にレッド・レオナルド・ダ・ヴィンチという品種もあり、こちらはグリムゾンレッドの花が咲き、同じフロリバンダ系ですがレオナルドよりも少し小さく育ちます。