バラはたくさんの種類があってどれを購入したらいいのか迷いますよね。今回は、初心者にも育てやすいブラスバンドというバラについてご紹介します。
育て方や剪定など一年を通して紹介していますので、初めてバラを育ててみたいと思っている方はぜひご覧ください。
ブラスバンドというバラの育て方
ブラスバンドという花はバラの1種で、1993年にアメリカから輸入された品種でフロリバンダ・ローズとも呼ばれます。花の色はオレンジからアプリコット色をしていて、花の大きさは8センチほどの中輪、花びらは30~41枚とボリュームのある花を咲かせます。
花びらの色は気温によって色が変化します。春が特に花の色が鮮やかで綺麗ですが、四季咲き性で寒さに強く12月ごろまで咲き続けます。日光を好み、香りはほのかに香るくらいの微香性です。うどんこ病には強く、黒星病の耐性は普通程度です。
病気対策としてはマルチングです、葉っぱの裏に菌がつくのを防止するために株元にワラを敷いて水のハネを防ぐ対策をしましょう。また、薬剤での予防も効果的です。薬剤は、サルバトーレやサプロールがおすすめです。
ブラスバンドは、花つきもよく虫の被害や病気になりにくいことから初心者にもおすすめのバラなのです。
ブラスバンドというバラの鉢植えについて
ブラスバンドの樹形はまとまりがよくコンパクトになるので、鉢植えに適しています。明るい花の色なので、鉢ごと移動するだけでその場がパッと明るい印象になります。水遣りは、土の表面が乾いたと思った時に、根まで届くようにたっぷりと水をあげましょう。また、定期的に肥料を与えることも必要です。
ブラスバンドというバラの剪定について
ブラスバンドの樹高は約1メートルほどです。春に剪定する場合は、全体の高さが2/3くらいになるように枝を切り戻します。冬に剪定する場合は、高さが1/2ほどになるように切り戻します。
まとめ
ブラスバンドはバラの中でも育てやすく初心者でも楽しめる種類です。花の色は鮮やかで季節によって花の色が変わっていく変化もまた魅力的です。地植えでも育ちますが、樹形がコンパクトなことから鉢植えの方が育てやすく見た目も綺麗です。
選定は冬、春に行いましょう。また、落ちた葉っぱはそのままにせず回収し、うどんこ病や黒星病などの病気にかかってないかこまめにチェックするようにしましょう。長い間楽しめる花なのでぜひ育ててみて下さいね。