あやめは6月ごろに花の満開の時期を迎え、そのあとは花がおわってしまいます。花が終わった後の株は、どのように手入れしたらよいのでしょうか。

この記事では、花がおわったあとのあやめの葉の手入れ方法についてご案内いたします。

あやめの葉の手入れ方法は?

あやめ 葉 手入れ

あやめは、7月を過ぎるとお花の時期が終わります。基本的には、花が終わって特に剪定などはしなくても、来年の花つきには影響がないと言われています。

もし、大きくなりすぎて剪定の必要がある場合は、元気のある葉を残して、元気のない葉を選んで切る必要があります。根本を三センチくらい残して、思い切って切るのがコツです。

また、咲き終わってしおれた花がらは、摘み取ってしまうほうがいいです。花がらは種を作ろうとするので、そこに栄養が集中してもっていかれてしまうからです。種に栄養が集まると、茎が枯れて腐ってしまうことがあり、腐った茎が根本まで浸透して、根まで腐らせてしまうおそれもあります。

種をつくるということは、お花が役目を終えるのと同じ意味になってしまうので、来年も開花を望む場合は、種は作らせないほうがいいです。

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あやめは、種で増やすと、親よりも劣った花ができてしまうという性質があるため、基本的には株分けや球根で増やします。

株分けのタイミングも、この葉を剪定する時期と同じくらいが適しています。

花が終わったら、剪定と株分けを行ってしまいましょう。

数を増やせば、来年のお花がたくさん咲きますよ。

ちなみに、何年も株分けをしないで放置すると衰弱してしまいますので、3年に一度は株分けを行う必要があります。地下茎に新芽がついている状態で切り分けて株分けをします。芽がついていない古い地下茎は剪定してしまいましょう。

まとめ

いかがでしたか?今回はあやめの葉の手入れ方法についてご紹介いたしました。あやめは丈夫な植物ですが、数年放っておくと枯れてしまいますので、適度に手を入れる必要があります。栄養が十分にいきわたるよう、花がらは摘み取り、古い葉や茎は切ってしまいましょう。思い切って剪定することも、花の寿命をのばす重要な手順ですよ。