紫陽花は地植えにするとかなり大きく育ち、花壇をいっぱいに華やかにしてくれます。しかし、育ちすぎると困ることもありますよね。
この記事では、アジサイの剪定や株分けの方法についてご紹介いたします。
紫陽花の株分けの方法は?
紫陽花は地植えですとかなり大きく成長する植物です。ですので、挿し木や株分けを行えば数を増やすことが出来ます。挿し木は生長がはやくスムーズですので、初心者の方にはおすすめの株分け方法です。
大きくなりすぎた株を、小さくしたいときなどに重宝するやり方です。小さく株分けできたら、広い場所に改めて植えたり、贈り物として人にあげてもよいですね。
株分けの方法ですが、まずすべての花が咲き終わった後に、株を掘り上げます。根を傷つけないように、手で土を落とします。そして、根っこもふくめて手で株をわけます。手ではわかれないほど硬い場合は、マイナスドライバーやナイフを使って、株を割くとよいでしょう。
わけたら、もとの株と同じ土に植えてあげてください。
挿し木で株分けをする場合は、花が終わって休眠期にはいった紫陽花を剪定する容量で株分けします。前年にのびた枝を2つ芽をつけて切り取って、すぐにもとの土や赤玉土などに挿します。凍ったり乾燥したりするトラブルに気をつけて栽培していると、およそ三ヵ月で根っ子がでてきます。順調に育てば次のシーズンに蕾をつけてくれますので、鉢に植え替えてあげてくださいね。
アジサイの株分けを行う時期は?
紫陽花の株分けの時期は、剪定の時期とほぼ容量は同じと考えてよいでしょう。6月末から9月にかけて、花が咲き終わってからが紫陽花の剪定の時期です。株が大きくならないよう、枝を切ったり、株を分けたりして花壇からはみ出さないようにするのも重要です。
剪定したり株分けをするときに大切なのは、新しい芽が出てくるための場所を残しておくことです。10月を過ぎると次のシーズンの芽が枝にできはじめるので、剪定は控えましょう。多少花が残っていても、7月の初めごろに剪定を行うのがよいと言われています。
まとめ
いかがでしたか?この記事では、アジサイの株分けの方法や時期についてご紹介いたしました。株分けを行えば、アジサイを小さく保って育てられる他、株を増やして別の場所へ植えたり、人にプレゼントしたりすることもできますので、挑戦してみてください。