ひまわりが咲き終わった後、枯れたひまわりを放っておくわけにはいきません。適切な後処理の仕方を紹介します。

ひまわり 花 後

ひまわりの花が咲き終わった後にするべきこと

種は熟成するのに時間がかかります。種を取る場合は、秋まで待ちましょう。晴れの日に種取りすることが大切です。雨の日の翌日など、湿った状態で収穫すると、カビが発生する可能性が高くなります。花柄の箇所からハサミで切り取り、収穫してください。採取した種は、カビが生えないように、必ず陰干ししましょう。干している間に、鳥に食べられてしまうことがあるので、注意してください。

また、食用ひまわりでないのであれば、種を取るために1本だけ残して、残りは処分することをお薦めします。

花が咲き終わった後のひまわりは肥料にするか、可燃ゴミにします。

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まず、肥料にする方法ですが、茎や葉がまだ緑色をしている間に、切ってから土にすき込み、混ぜ合わせます。すると腐食して緑肥(りょくひ)となります。緑肥はとは、栽培している植物を収穫せず、そのまま植物を土と混ぜ合わせて耕し、後の肥料にすること、また、その植物を指します。ひまわりは大きく、多量の肥料ができるので、お薦め処理方法です。

可燃ゴミにする場合は、細かく切って乾燥させてから捨てましょう。

ひまわりの花が咲いた後の処理は、かなり手間暇かかりますので、多忙な方はミニひまわりを育てるのが良いかもしれません。

最後に土の再生方法ですが、ひまわりの根っこの周辺には菌根菌が増加します。菌根菌によりリン酸の吸収が促されるので、次回に植物を育てる時の肥料としての効果があります。深い根っこのところは、菌根菌の活動を阻害しないためにも、軽く耕転するくらいがベストです。

まとめ

夏の間に私たちの目を喜ばせてくれたひまわり、秋になったらしっかり後処理をして、来年も良い花を咲かせてくれるように準備をしましょう。