水栽培とは土を使わずに水だけで栽培する方法です。水耕栽培とも呼ばれます。
ワイングラスやボトルで育てることができるのでおしゃれなインテリアとして活躍してくれる事間違いなし。

シクラメンも水栽培ができますのでその方法を紹介していきたいと思います。

水栽培のシクラメンに肥料はどうやって与えればいい?

シクラメン 水栽培 肥料

・水栽培のメリット
土が必要ないので虫がわきにくい(完全にわかない訳ではありません)
培養土を用意しなくていいので経済的にも優しい。
水やり不要なので忙しい方でも楽に育てることができる。

・水栽培のやり方
用意するもの
容器…根が伸びるスペースを確保できる縦長のものがおすすめです。
針金…球根が沈まないように容器の淵にかけて使用します。
支えを使いたくない場合は水ではなく発泡煉石(ハイドロボール)を使った方法を取りましょう。
シクラメンの苗…熟しており、しっかりとしたものだと腐りにくく夏越しも容易です。
水…植え付け時は液体肥料は入れないでください。

1、容器に肥料を溶かした水を入れておきます。
2、次にシクラメンの苗についている土を落とします。
ある程度土が落ちたら水洗いをして完全に落とします。その際に根を傷つけないように優しく洗いましょう。
3、1で用意した容器にセットして完成です。

・水の量と水やり
水やりは必要ありませんが、水が腐ってしまうと球根が病気になるので4〜5日おきに水を変えましょう。
開花時期はシクラメンが水を吸う量が多くなるので水切れに注意してください。
水が減って球根や根が出てしまうと傷みや日焼けの原因となります。

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・肥料
植え付け後2週間が経過したら液体肥料入りの水を与えます。
カリウム多めの液体肥料を使いましょう。水耕栽培用の液体肥料も売ってます。

・病害虫対策
土で育てる場合は水に混ぜるタイプの薬剤が使えますが、水栽培では使用できません。
必ず吹きかけるスプレータイプのものを使用しましょう。
水栽培でも清潔を保つことが大切です。
容器に緑色の藻が発生したら容器を洗ってあげましょう。

水栽培しているシクラメン。肥料の希釈の仕方

液体肥料は必ず希釈が必要です。
水栽培の場合は根が直接水を吸い上げますので規定量より薄めに肥料を入れるようにしましょう。
肥料の濃度が濃いと肥料焼けや枯れてしまう原因となってしまいます。

・肥料の与え方
水が減ってきたら継ぎ足しではなく、容器の水を全て捨てて新しい水にかえてあげましょう。
継ぎ足しすると残った水と足した水で肥料の濃度が変わってしまいます。
水をかえる時や容器を掃除する時は根が乾かないように別の容器にシクラメンを移動させてあげてくださいね。

まとめ

土に植えるよりも簡単な水栽培。
シャベルなどの道具が必要ないのも嬉しいですね。