小さな鉢植えに向いているミニシクラメン、大きな花が咲くシクラメン、庭植えに適したガーデンシクラメンと様々な品種のあるシクラメン。

今回はガーデンシクラメンを花壇で育てる方法、気を付けることなどをご紹介していきます。

ガーデンシクラメンの特徴と育て方。花壇に植える時期など

シクラメン 花壇 育て方

・ガーデンシクラメンの特徴
ガーデンシクラメンは秋ごろから店頭にならびます。
開花時期は涼しくなってくる9月中旬からごろから5月ごろまで。
夏越しをしたものだと10月から4月末ごろまでと長い期間花を楽しむことができます。

ガーデンシクラメンは霜に強く、庭植えに適していることからその名前がついています。
通常のシクラメンよりは大きさは小さ目で大株にはなりません。

・花壇に植える時期と場所
植え付けは気温が20度以下になってから行いましょう。10月ごろが適しています。
ガーデンシクラメンは高温と湿気に弱く、夏は休眠しています。

暑い時期に植えてしまうと葉っぱが黄色くなってしまったり、球根が腐ってしまう原因になります。
本格的に寒くなる前に根をしっかりと張らせてあげたいので、遅くても12月上旬までに植え付けを行いましょう。

本格的に寒くなる前にしっかりと根を張らせて

冬は日が当たる場所、夏越しをさせる時は半日陰になる場所に植え替えが必要となります。
ガーデンシクラメンは湿気を嫌うので風通しの良い場所を選んであげましょう。

ガーデンシクラメンを植える花壇の準備と育て方

・ガーデンシクラメンを花壇に植える方法
植え付け場所を深さ20センチ程掘り返して耕しておきます。
ガーデンシクラメンは水はけのよい土を好みますので、土を自作する場合は赤玉土と腐葉土を6:4の割合で混ぜたものを使います。
球根を表土から少し出した状態で植え付けます。
球根が完全に土に埋まってしまうと腐ったりカビが生える原因となってしまいます。

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・ガーデンシクラメンの育て方

水やり
土が乾燥している時に水やりを行いましょう。
水は周りの土に水をかけるような感じで行い、花や葉や球根に水が直接かからないようにしましょう。

肥料
月に1回程度のペースで液体肥料を与えます。
肥料を与える際も球根に直接当たらないように注意しましょう。

病害虫対策
咲き終わった花は病害虫の原因となりますので小まめに取り除きましょう。
しおれた花は根元からねじると簡単に引っこ抜けます。
葉と株元に日光が当たるように葉の位置を調整します(葉組と言います)。その際に黄色に変色した葉は摘み取りましょう。
日が当たらなかったり風通しが悪いとカビなどの病気の温床となってしまいます。

まとめ

寄せ植えも可能なガーデンシクラメン。
咲く季節も一緒のパンジーやビオラなどとの相性も抜群。
是非冬の庭の主役として育ててみてください。