鉢植えやハンギングで楽しむのもいいけれど、どうせなら花壇にたくさんのパンジーを植えたい!とお考えの方もいるかと思います。花壇で育てるときの注意点は、鉢植えと違うのでしょうか。

また、種をまくさいに気をつけることはあるのでしょうか。今回はパンジーと花壇での育て方についてご紹介しましょう。

パンジーの花壇での適切な育て方

パンジー 花壇 育て方

鉢植えと花壇とで育て方に大きな違いはありません。風通しをよくして、日光をじゅうぶん与え、適宜肥料を追加し、根腐れを起こさない程度水やりをしていきましょう。

鉢植えと異なるのは、花壇にあるぶん移動ができないということです。たとえば日光が強すぎるときや気温が低下しているときに鉢植えですと屋内に避難できますが、花壇ですとそうはいきません。

そういった場合にシェードを用意するですとかの対応は必要になってくるかと思います。

パンジーを花壇に種まきするときは?

苗から育てる場合と種まきの場合、用意してあげる土に違いがでてきます。発芽までにじゅうぶんな養分が必要ですので、水もちのよい土壌を用意してあげましょう。

おすすめの土壌の配合、作り方などが園芸ショップのホームページで紹介されていますので、そちらも参照するといいかもしれません。

花壇に直接種をまくよりは、一度小さな容器などで発芽させ、それを育ててから花壇に植えるなどの方法をとったほうが無難です。

パンジーの発芽は20度前後と言われています。発芽したら霧吹きなどで水を与え、土を湿らせるようにしてください。

葉が三、四枚でて、根っこがじゅうぶん回ったら植え替えの時期です。花壇に適宜間隔をあけて植えてあげるとよいでしょう。

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パンジーを花壇に植えるときの間隔について

プランターでパンジーを育てる場合と異なるのが間隔についてです。鉢植えですとどうしても器がコンパクトなこともあり、限られた空間に寄せ植えをする形になります。

しかし花壇の場合はある程度の広さがありますので、それを利用します。

花壇で植える場合は鉢植えよりも幅が広くとれるため、のびのびと育てることができます。株の高さも鉢植えに比べると高くなるでしょう。

鉢植えに比べると大きく生長させることになりますので、植え付ける間隔としては20~25センチ程度あけるとよいです。

逆にそれ以上間隔をあけてしまうと閑散として、見栄えが悪くなってしまいます。適度な間隔を心がけましょう。

まとめ

花壇に植えても、鉢植えで鑑賞しても存在感を放つパンジーはどうやって育てるか悩みどころですよね。花壇で育てる場合は花壇ならではの問題もありますが、何より一度にたくさんのパンジーを育てられることが魅力です。

花壇が一気に明るくなりますので、配色も合わせて何を育てるか目移りしてしまいますね。