サフランは、土で育つだけでなく、水でも育つことができます。ビンなどに入れて育てると、インテリアにもなります。
水栽培で育てるには、いつの季節が適しているのでしょうか。
サフランの水栽培の時期は、いつ頃?
サフランを水栽培で育てる時期は、9月頃がいいでしょう。9月に植え付けると、10月~12月に花を咲かせます。
まず用意するのは、容器です。ジャムの空き瓶など、どんな容器でもいいです。
ただ、あまり大き過ぎると、球根が水に沈んでしまいます。そんなときは、口に針金を引っ掛けて、中に沈まないようにしましょう。
また、園芸店やホームセンターで、水栽培用の容器が売っているので、それを利用しても良いです。
クロッカス用の小さい容器が、向いています。
球根は、ずっしりと重く傷が付いていないものを選びましょう。
花が咲くまでは、肥料は必要ありません。水が汚れないように、毎日か数日に1度、水を換えるだけでいいです。
毎日水を換えるだけでいいので、お手入れは簡単ですね。
花が咲き終わったら、容器に入れる水を液体肥料に変えます。
そのとき、濃度に注意してください。あまり濃すぎると、球根が腐ってしまいます。
通常の倍くらいの薄さにしておきましょう。
そして、最初からその濃さの液体肥料に入れるのではなく、徐々に濃度をあげていきます。
1000倍に薄めた液体肥料を使うなら、最初の一週間~10日間は、5000倍に薄めたものを使い、その次の週は、2000倍に薄めたもの、その次の週に1000倍に薄めたもの、という風にしていきます。
分球した状態になったら、水から取り出して、風通しの良い場所に置いて乾燥させます。
乾燥したら、根っこや葉っぱを取って、分球を取ります。
そして、ネットに入れて、風通しの良い場所日陰の場所で保存します。水栽培した球根は、新しい球根を肥らせることが出来ない場合があります。
なので、翌年は土に植えて、新しい球根を肥らせましょう。
まとめ
サフランは、水栽培もできることがわかりました。
ただし、水の量に気を付ける必要があります。水に球根が浸かってしまうと、腐ってしまうし、逆に少なすぎると育ちにくいので注意しましょう。