水栽培の楽しみは室内で手軽に花を楽しめる事です。
容器に凝ったり、インテリアにしてみたりとやってみたい事が広がります。

でも最低のお約束は守らないと、気がついたらカビが生えてきたということも起こります。

カビはなぜ生えくるのか、予防するにはどうすればいいのか、考えてみましょう。

ヒヤシンス 水栽培 カビ

ヒヤシンスの水栽培でのカビはなぜ生えてくるのか

もうすぐツボミが付く頃とか、花が咲く頃に真っ黒なカビを発見するのはショックですね。
どうしてこんなことになってしまったんだろうと落ち込んでしまいます。

カビが生えてしまう大部分の原因は水にあります。
水栽培にとってては命です。ところが水栽培の敵のカビにとっても水は命なのです。

ではどうしてカビの生える花と生えない花があるのかについて考えてみます。

水栽培のカビの生える条件

カビが生えるには条件があります。
水と温度と栄養です。

水と温度はヒヤシンスにとっても必要な条件ですので、これを除くことはできません。
あとは栄養です。

カビにとっての栄養を与えないようにできるでしょうか。

カビの生えたヒヤシンスをよく見てみましょう。
どんな場所にカビがありますか。根ですか?茎ですか?根や茎のどのあたりですか?

多分球根に近いところや、球根の薄い皮のところかと思われます。

根が十分に伸びているのに水の水位を下げなかったか、水替えの時に球根に水が当たるように水を替えてしまったということが考えられます。

茎に生えたカビも同様です。水を入れる時に茎に水がかかってしまったのでしょう。

スポンサードリンク

ヒヤシンスの水栽培でもっとも気を付けること

水栽培の命は水です。
水の管理がヒヤシンスを長く楽しめる事につながります。

最初の根が出ると早めに水の位置を下げます。
まだ全部根が出ていなくても大丈夫。あとの根は自然と水のある方に伸びてきます。

水替えは1週間に1度ということですが、濁ってくる前に替えましょう。特に暖かいところにある花なら3日に1度でも構いません。
そっと球根を持ち上げて水を半分くらい捨て、球根にかからないように水を入れます。

【まとめ】

ぐんぐんと花茎が伸びツボミが膨らんでいく様子は楽しいものです。
きれいな花が長く楽しめるように、約束を守って水栽培を楽しんでください。