チューリップは、花が終わっても球根を掘り上げて大事に保管すれば、翌年も芽を出して、花を咲かせてくれます。しかし、球根を保管している間に球根にトラブルがあると、芽を出してくれないおそれがあります。
この記事では、球根にカビが生えないよう、カビがはえる原因と対策について調べたことをまとめました。
【チューリップの球根にカビが!その原因と対策は?】
球根は、花が終わってから次の植え付けまでに、しばらく時間が空きます。チューリップの花が終わり、葉も枯れる5月下旬から6月ごろに球根を掘り上げることになりますが、チューリップの植え付けの時期は10月~11月ごろです。
ですので、夏の間は球根を大事に保管しておく必要があるのです。このとき、保管方法を間違えると球根にカビがはえる原因となってしまいます。これをアオカビ病といい、カビがはえてしまった球根は発芽してくれない恐れがあります。
球根は、綺麗に土を落としたあと、ネットなどに入れて風とおしのよい日陰などに保管しておく必要があります。球根は植物ですので、呼吸をしています。ビニール袋などの密閉された空間に保管してしまうと、球根が傷む原因となってしまうのです。
球根用の消毒液なども発売されておりますので、それにつけてから保管したり、植え付け時にもう一度消毒液に浸すなど、工夫して球根の病気を予防しましょう。
また、球根を保管する前に影干しをしてよく乾燥させておくことも大切です。カビの主な原因は湿気と通気性の悪さです。なので、ビニール袋での保管は絶対にやめて、ネットを利用しましょう。
カビの生えた球根ですが、諦めて捨ててしまうか、あきらめきれないのであれば、他の元気な球根とは別にして植えてみるとよいかもしれません。もしかしたら、カビがはえているのは表面だけで、花を咲かす能力が残っている可能性もありますよ。
まとめ
いかがでしたか?今回はチューリップの保存方法について調べたことをまとめました。カビの原因となる保管方法は行わないようにし、通気性を考えてネットを利用したり、保管場所を工夫しましょう。せっかく掘り上げた球根ですので、来年も花を咲かせてほしいですよね。