観葉植物は、私たちの生活に潤いを与えてくれる上に、マイナスイオンを発生させるなど近年、体にもいい影響があることがわかっています。しかし、ちょっと油断すると土にカビが生えてくることがあります。
今回は、観葉植物・カポックの土にカビが生える原因と対処方法について紹介します。
カポックの土にカビが?一体なぜ?原因は?どう対処すればいいの?
普通であれば、カポック自体にカビが生えることはありません。しかし、空気中には常にカビの菌が浮遊しているため、条件が整えばカビが発生することになります。
一般的なカビが増える条件は温度が25~30℃、湿度80%以上なので、簡単にいってしまうと高温多湿な環境であれば、カビは生えてくる可能性があります。
他に必要なものは栄養ですが、カビはほこりさえも栄養にしてしまうのでどこにでも生えるのです。
そう考えると、カポックの土にカビが生えるのは、日当たりが悪い場所に置かれていて、水のやりすぎによる過剰な湿気である、というのが原因と考えられます。
その他にも、肥料のやりすぎなども可能性が高いということになります。
カビが土に発生していても、カポックに対して直接何か悪いことをするわけではありませんが、私たち人間がそれを吸うと思うと、健康への影響を警戒しなければなりません。カポックに対しては、土が過剰に湿っていることの証でもありますから、環境をそのままにしておくと、根腐れなどを起こす可能性があるので早急に対策をする必要があります。
カビが表面にあるということは、鉢の土の奥にもあるとかんがえられますので、土の入れ替えがベストの処置ということになりますが、寒い季節には土の入れ替えをすることはカポックにとってもあまり好ましいことではありません。
土の入れ替えができない場合、表面のカビを取ります。この時はカビが周囲に散乱しますので、できれば屋外でマスクをして行うとよいです。その後、キッチン用アルコールをスプレーします。アルコールは植物に影響がないようですが、念のため土にだけかかるようにします。日光に当てるだけも効果があるようです。
【まとめ】
室内で育てているカポックの土にカビが生えているのを見つけたら、ちょっとぞっとしますね。多くは、水の肥料の与えすぎが問題のことが多いようですので、栽培の方法を見直す必要があるでしょう。