観葉植物のカポックは育てやすく、丈夫なことで人気がでています。室内でも室外でも育てることができます。

ただし、室外でもそして室内でも切り離すことができない問題の一つに虫の問題があります。

 

今回はカポックを室内で育てていても虫がついてしまった時の虫の種類と対策方法について紹介します。

カポック 室内 虫

カポックを室内で栽培しているのに虫が!どんな虫?対策方法は?

 

室内で育てていれば、虫がつかないような気がしますが、そうではありません。

虫は自分たちが好む環境であれば、なんとしてでもそこに住み着こうとするのです。

 

カポックにつく虫は、ハダニ、カイガラムシ、アブラムシなどです。それぞれ特徴と対策を記します。

 

ハダニ・・ハダニは乾燥した、温度の高い場所に発生しやすい虫です。カポックは熱帯の植物ですから、ハダニの好む環境とカポックの好む環境には似た部分がありますので注意が必要です。発生したハダニを放っておくと最悪の場合枯れてしまいます。ハダニが発生してした時には、群生していることが多くその場合はテープを使って、一気にはがしてしまうことができます。また、ハダニは水に弱く、水だけである程度除去することができます。それでも残ってしまったら、卵にも効く薬剤を使用するしかありません。

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カイガラムシ・・カイガラムシは吸汁害虫でカポックの樹液を吸います。カイガラムシは風遠しの悪い場所に発生しやすい特徴があります。発生してしまったら、一網打尽にすることはできません。一匹、一匹カポックを傷つけないように丁寧にはがすか、柔らか目の歯ブラシを使って除去します。

 

アブラムシ・・アブラムシの発生原因は肥料を与えたときの過剰な窒素分といわれています。その他には、風遠しが悪くてジメジメした環境であれば、発生しやくなります。発生した時の除去の方法としては、数が少なければ手で取っていくという方法、あるいはカイガラムシの時と同様に歯ブラシを使って除去します。アブラムシの場合は、有効な薬剤が存在しますが、室内で育てているのであれば、できるだけ使わない方がよいでしょう。

【まとめ】

虫が発生する原因の一つには、不十分な管理があると考えられます。

特に室内で栽培している場合は、その可能性が高くなります。

カポックは日当たりを好みますので、日光に当てるようにして(直射日光は、避けます)ジメジメした環境を避ければ、虫発生の可能性は低くなるでしょう。