自然にバラが育つより人が栽培している方が病気や害虫の被害に合いやすいです。とくに品種改良を何度か重ねて育った植物の方が、耐性が弱くなり、病気などにかかりやすいと言われています。
バラも、病気にならないものはなくて、薬剤など使わなければ必ず病気や害虫の被害にあってしまうのです。これらの被害に合いにくく環境を作り出すことも可能です。
バラを栽培していて、葉っぱが白い粉がまぶしてあるような感じがするようなことはないでしょうか。これは果たして病気か菌に感染しているのでしょうか?
バラの葉っぱが白いときはどうすればよい?
バラの葉っぱが白くなってしまうのは、うどんこ病という病気です。初期症状は白い粉がかかっているような状態ですが、進行すると葉っぱ全体が真っ白になり、茎や花など全体に広がっていってしまいます。
うどんこ病にかかってしまう原因はカビです。芽には見えないカビが風によって植物について、広がってしまいます。主に20度~25度くらいの気温の時で湿度がなく乾燥した状態のときに発生します。梅雨の時期など朝と夜の温度差があればさらに発生率が高くなるでしょう。
この病気にかからない為には、肥料などをおおくあげすぎないことと、もしかかってしまったらその植物から離すことです。うどんこ病に感染している植物が隣にあると病気がうつってしまうみたいです。
風通しが悪くて生活環境に影響があるとカビが発生しやすくなってしまうので、風通しの良いところで栽培しましょう。葉っぱが隣と密着していると風通しが悪くなって違う病気にもかかってしまう環境になってしまうため、葉っぱが密着しすぎないように隣の間隔をあけて育てましょう。
まとめ
バラはとても繊細な植物で育てるのが少し難しいかもしれません。その代わりにちゃんと綺麗にバラの花が育ってくれたら達成感もあると思います。ぜひ病気や害虫の被害に合わないように一生懸命育ててあげましょう。愛情を持って育ててあげればきっと綺麗に咲いてくれるはずです。