春になると花壇や花鉢をにぎわすヒヤシンスの花。皆さん一度は見たり、聞いたりしたことはあるのではないでしょうか?ヒヤシンスはスイセンやチューリップと並ぶ秋植え球根です。秋に球根を植え、冬を超えて春に花を咲かせます。

ヒヤシンスには大きく分けて二つの栽培方法があります。庭や鉢植えに植えて育てる土植えの場合と容器に水を入れて育てる水耕栽培と言われる方法です。土植えでは毎年花を咲かせることができ、球根を増やすことなども可能です。一方、水栽培では土に触れずにヒヤシンスの栽培ができるというメリットがあります。今回は水栽培について書きたいと思います。

ヒヤシンス 水栽培 品種

ヒヤシンスの水栽培

ヒヤシンスは水耕栽培の定番と言われるほど水耕栽培に向いています。水耕栽培の開始時期は11月から12月と言われています。ヒヤシンスはある程度寒さを与えないと根が伸びにくく花芽もつきませんそのために冷蔵庫などに入れて寒さに当てます。球根のお尻が付く程度の水に浸し冷蔵庫の中で発芽させます。ヒヤシンスの芽が出て根が十分に伸びたら容器に移して育てます。水耕栽培は容器に移したら水遣りは必要ないと思われがちですが、水換えをしないと水が腐ってしまい、ヒヤシンスも枯れてしまいます。こまめに水換えを行います。冷蔵庫から出して明るい室内で育て始めたら2~3ヶ月後には花が咲き始めます。ヒヤシンスは明るいところが大好きなので水栽培を屋外で行うこともできます。

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ヒヤシンスの水栽培にオススメの品種

ヒヤシンスの水栽培にオススメの品種はオランダで品種改良されたダッチ系と呼ばれる品種です。一本の茎に多く花を咲かせる一般的にイメージされている品種です。ローマン系と呼ばれる品種もありますが、容器の選定を間違えるとバランスが悪く、倒れてしまします。水栽培を行う場合はダッチ系という品種を選びましょう。

【まとめ】

春の訪れを教えてくれるヒヤシンス、一言でヒヤシンスといっても花の形、色、香りなど様々なものがあります。色によって花言葉も異なり、とても楽しめる植物です。室内で水栽培を行えばインテリアとして用いることもできます。