カトレアとは、洋ランの女王と呼ばれており、中南米が原産である着生の蘭です。花の色の種類も多く、豪華な見た目が特徴的で、春夏秋冬全ての季節において開花時期がある品種になります。なので、カトレアには、春咲き・夏咲き・秋咲き・冬咲きと言われています。

初心者などで扱いやすいものだと春咲きの種から育てていくことをおすすめします。とくに冬咲きのカトレアはとても難易度が高く上級者向けです。贈り物にするときも春の時期に咲いているものをあげたほうがその後も育てやすいと思います。

ですが、プレゼントされたものであったら、その時期の育て方を勉強してカトレアの栽培を挑戦してみましょう。基本的にカトレアは、15度から28度程度が適正温度で、この温度を保っていれば寿命もとても長い植物なのです。

カトレアのシース の花芽について

カトレア シース 花芽

すべての植物において、花を咲かせるということは株たちはそれなりのエネルギーを使い、花を咲かせています。

カトレアも花芽が出ないときは、株のエネルギーが足りない状態にいるという事を意味しています。

一年に一度ならまだしも、一年に二度となれば結構なエネルギーが必要となります。

ちゃんと花芽を出す方法は、日光によく当てること、風通しの良いところで栽培すること、根をしっかりと張らすこと、そして肥料を使うということです。

肥料をたくさん使用するわけではなく、春から秋になる時期までに、薄めた液体肥料を月に2回くらい与えて、5月頃には固形の肥料を少し与えるのが良いでしょう。

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肥料は少しずつ与えるという事がポイントとなってきます。そうしたら株も成長します。夏に弱ってしまった場合は、肥料を与えるのはストップして涼しくなってきたらまた再開しましょう。

まとめ

贈り物などでカトレアをもらって、ちょっとこのお花を自分で維持させて花を咲かせてみたいなと思ったら、適当に栽培するのではなく、ちゃんと適正温度になっているかとかなどの条件をみたしてみても良いではないでしょうか。