ハート形の葉と同じ形をした色とりどりの花のアンスリウムを一度は見た人は多いと思います。
何という名前なのかは知らなくても、花を見れば「あー、この花ね」とうなづくでしょう。
変わった花なので、育てるのは難しそうですが、ポイントを押さえて丁寧に世話をすれば大丈夫です。
アンスリウムの植え替えと肥料について
観葉植物でもあるアンスリウムは、直植えより鉢植えで育てることが多いです。
鉢いっぱいに育ったアンスリウムを植え替えする方法やコツ、植え替えの時に与える肥料について見てみましょう。
アンスリウムの植え替えの時期はいつ頃?
アンスリウムの開花時期は長く5月~10月まで咲いています。同じ時期の5月~8月頃が植付や植え替え、肥料をやる時期になっています。
一番良いのは湿度の高くなる梅雨頃でしょう。
アンスリウムは湿った空気を好みます。ですから植え替えて新しい芽をだすのには湿った環境が必要なのです。
アンスリウムの肥料はどうしますか
肥料はあまり神経質にならなくても大丈夫です。
もともとが着生植物なので土中に栄養がなくても生きていけるのです。
それでも気根から栄養を摂りますので、植え替え時の土に緩効性の肥料を混ぜ込むと良いでしょう。
そのあとは根付くまで肥料をあたえないことです。
植え替え直後の肥料はNGです。
肥料の心配より水やりのコツを覚えましょう
それよりも水やりの管理の方が大切です。
根を腐らせないようにいつも土が濡れている状態はよくありません。
土が乾いてからたっぷりと与えるのが良いでしょう。それでも湿気のあるところがいいので、葉にスプレーで水をかけるようにしましょう。
葉にスプレーする水は「葉水」といって、観葉植物には効果的な水やりの方法です。
【まとめ】
葉水をかける育て方は観葉植物ではよく見かけます。
室内もエアコンなどで乾燥することが多いので、葉水が適当な加湿になってよい環境になります。
観葉植物のいい使い方かもしれませんね。
植物の手入れは環境を手入れすることかもしれません。
アレルギーなどがなければ、室内に花を置いてみるのもいいでしょうね。