誰もが知っているラベンダー、お家で育ててみたいけど難しそう、なんて思って躊躇していませんか?実はラベンダーは肥料をあまり必要とせずお庭でも植木鉢でもお好みで育てられるとてもオススメなハーブなのです。と言うのもラベンダーを含むハーブ類はもともとが地中海沿岸で自生していたこともあり、痩せた土でも生きられるよう進化しているのであまり肥料を必要としないのです。

ではどんな肥料が最低限必要なのか、こちらを読んで準備の参考にして頂けたらと思います。

ラベンダー 肥料 種類

ラベンダーに与える肥料、どんな種類のものがあって何がオススメ?

ラベンダーに与える肥料は、植える前や植え替える前に土に施す「元肥」と、育っていく過程で栄養を補うための「追肥」という2度のタイミングで与えるものがあります。

まず元肥には「油粕、米ぬか、草木灰、腐葉土、魚粉、骨粉、堆肥」などの種類があります。

この中でオススメなのが、油粕です。比較的安価で簡単に購入できる窒素成分が豊富な有機肥料のことで、アブラナ科の種の油を抽出して残ったカスです。窒素が多く含まれる一方リン酸やカンが少ないという点もあります。また油粕は熱やガスを発生させる関係で撒いてすぐにラベンダーを植えてしまうと枯らしてしまう可能性があります。その為元肥としてはじめに土に混ぜておくことが効果的です。もしくは1年過ごしたラベンダーの追肥として使う場合には「発酵油粕」という骨粉や米ぬかを配合することで油粕だけでは足りない栄養を補っているものを使うと既に発酵もしているので、熱やガスの影響もなく茎や枝の成長を助けてくれるため使いやすく大変オススメです。

どの肥料を使うにしても、肥料の成分がすぐに溶け出すものは影響が強いため肥料焼け(肥料の与えすぎ)を起こしてしまうので、ラベンダーへの肥料はゆっくりと溶け出す「緩効性」のものにしましょう。

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そして先にも述べたように成長に合わせて栄養を補助する役割のある追肥の際は土の上に置ける緩効性化成肥料の錠剤タイプやバラまいて与える粒状のタイプが手間もかからずオススメです。

【まとめ】

 ラベンダーは強い即効性のある肥料は必要としません。少しずつ緩やかに茎や枝に行き届き1年を通してゆっくりとサポートする必要があります。緩効性化成肥料をお店で見つけましょう。

元気にすくすく育てて素敵な花と香りを楽しみたいですね。