つる薔薇の四季咲き、ナマエは眺めて良し、香って良し、育てて良しと三拍子揃ってしまうくらい丈夫な薔薇です。品種改良で種類もどんどん増えている薔薇の中でも、ナマエは特に育てやすい薔薇のひとつです。非常に良い香りを放つため、ナマエが庭あるだけで、良い香りに包まれて毎日が楽しくなりそうです。こちらではナマエの育て方をご紹介します。

薔薇 ナエマ 育て方

薔薇の品種のナエマの育て方は簡単?

ナマエは栽培が簡単、丈夫と評判ですが、本当にそうなの?と疑われるかたもいらっしゃると思います。

どれくらい簡単なのかと言うと、まず手入れが簡単です。化学肥料や農薬を使用しなくても、きれいな花を咲かせてくれますので、できれば有機肥料の育て方が希望の人にとっては、うれしい薔薇ですね。薔薇の栽培で何よりも心配なのが黒星病やうどんこ病ですが、それに関しても心配不要と言っても良いくらい、丈夫な薔薇なのでなおさら薬剤散布の必要もほとんど無いくらい、本当に育て易い品種です。ただどこからともなく現れる害虫だけはブロックできないので、見つけたらすぐに退治して、枯れた葉っぱや花がらだけは、摘み取ることを忘れないようにしてくださいね。
剪定に関してもつる薔薇なので伸びてきた枝先を切り取るくらいの、弱剪定にしても良いですし、しっかりと強剪定でも栽培可能ですので、あまり悩まなくて済みます。その点も育て方のとても楽な薔薇です。

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そんな育て易いナマエですが、栽培している人の間で困ったと言う声もチラホラと聞くことがあります。ナマエはつる薔薇ということもあって、ステム(花枝)がとても長いのです。花も上へ上へと咲いてしまうので、きれいなピンクのナマエをじっくり眺めることができません。いっそのこと鉢植えにして、思い切ってバッサリと強剪定で仕上げてみるのも良い方法ではないでしょうか。鉢植えで栽培すれば、雨に打たれると花びらが痛みやすいナマエの移動も簡単です。

栽培者の好みやお庭の環境によっても、自由に育て方を選べるのもナマエのうれしいところですね。

 【まとめ】

派手すぎず、地味すぎず、やさしいソフトピンクで素敵な香りのナマエは、薔薇栽培に挑戦したい人にもおすすめの薔薇です。薔薇は難しい、手入れが大変、そんな不安をお持ちの皆さんに是非、ひと株育てて欲しい薔薇です。