地植えのバラは寒肥をした方が良いという意見としなくても良いという意見があり、鉢植えのバラの場合も寒肥をした方が良いのか、しなくても良いのかがよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は鉢植えのバラへの寒肥についてご説明していきたいと思います。
鉢植えのバラには寒肥をする必要があるの?どんなことをしたらいいの?
寒肥は緩効性のものを使い長く時間をかけて効果をだすものですので長い期間土に止まらせることができるというのが前提として使用されます。
鉢植えのバラも寒肥を施しても良いですが寒中は肥料分がそれほど必要とされていないので水やりの際に吸収されなかった分は流れ出てしまいますので無駄になってしまうことがあります。
休眠期は全く吸収していないということはないと思われますが休眠期が明けてから施しても問題ないでしょう。
必要な時に与えるというので十分です。必要な時に必要な分だけ施す場合にはすぐに効果が出るような肥料が良いでしょう。
施してから1が月後に効いてくるというようなものでは必要な時に吸収ができなくなってしまいますので注意してください。
また、地植えの場合は鉢植えの土よりもかなり多い量の土で育てられているので大量に肥料が施されても逃げ場がありますが、鉢の場合はかなり狭いので肥料が多過ぎると逆に使えない栄養分を土の中に溜め込むことになってしまい、肥料濃度が上がりすぎてしまうと根を傷めてしまうことや、異常な雑菌繁殖に繋がり衛生的にも良くないので施す場合には少量、肥料に示してある規定の量は必ず守って施すことが大切です。
与える時には必要な時に必要な量だけを与えれば良いので多く与える必要はありません。
寒肥の目的は、少しずつ栄養を摂取させて蓄えることが目的ですので、臭いやコバエなどの問題が起こってしまう事もありますが、油粕・骨粉・発酵牛糞・鶏糞・魚粉・藁などの堆肥を使用し、化学肥料はできるだけ使わないことが勧められています。
できれば有機肥料が良いですが化学肥料でも問題はありませんが人工肥料は分解が早く濃縮されているために根を傷めてしまうことがあるので注意することはここでもやはり、与える量です。
まとめ
堆肥で十分であるため、冬に肥料は与える必要性はあまりないということです。鉢植えで育てる場合には、人工的の環境の中で育てるということになりますので地植えで育てる場合よりも施しの作業が頻繁に必要になりますので肥料を与える際には根を傷めないように注意して与えましょう!