育てているガーベラに元気がない…葉に変な斑点がある…といったことにお困りではないですか?ガーベラの葉に出ている異常から、その原因である病気がわかるかもしれません。

ガーベラの葉がかかりやすい病気まとめ

ガーベラ 葉 病気

ガーベラの葉の様子がおかしい時にかかっているかもしれない病気をまとめました。まずは褐色や黒色の斑点が見られる病気を紹介します。

まず1つ目に斑点病があります。症状として褐色の斑点が見られ、拡大していきます。

2つ目に灰色かび病は褐色の大きな病斑ができ、枯れるとそこに灰色のカビが生えて腐っていきます。

3つ目に炭疽病は暗褐色の円形の斑点が見られます。進行すると黒褐色になり広がります。

以上3種の病気の症状を発見したら、症状が表れている葉はカビに感染しているため、取り除きましょう。次に白い粉が全体にふりかかったような症状を呈する病気として、「うどんこ病」があります。比較的涼しい時期にかかることが多く、夏場の高温では自然に治癒する場合もあるようですが、葉にスプレーするタイプの薬が売られており、治すことができます。

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上記の病気は全て「カビ」が感染することによっておきます。感染した植物を放置すると、周りの植物に感染するため早めの対処が大切です。

また、カビが繁殖しやすい高温多湿を避けることが予防に繋がります。花壇にする場合、株と株の間は十分に間隔を開けて植えて風通しを良くし、水はけのよい土で育てましょう。葉に水滴がついた状態は感染しやすくなるため、水をあげるときは株の根元に与えるように気を付けたほうが良いです。

その他にもカビ以外が原因の病気もあります。モザイク病はウイルスの感染が原因で、黄色っぽいモザイク状の斑点ができます。防除する薬が存在しないため一度かかると治せません。

進行すると葉の変形といった症状が表れます。花壇に複数植えている場合、感染の拡大を防ぐために感染した株を取り除き、その場に放置せずに廃棄しましょう。

まとめ

ガーベラの葉がかかりやすい病気はカビの感染が原因のもの、ウイルスの感染が原因のものがあります。薬剤によって処置できる病気もありますが、中には一度かかってしまったら治せない病気もあります。治せない病気にかかった株は直ちに取り除き、感染を拡大させないことが大切です。カビが原因の病気はカビが繁殖しやすい高温多湿を避けて、風通しを良くすることで予防できます。