炭疽病とは葉や茎などに灰褐色や黒褐色の円形の斑点ができる植物の病気です。この病気が進行すると斑点が拡大したりしてしまいます。また発症した部分が枯れてしまいます。病気が進行して拡大した斑点は中心部が灰白色になってくることがあります。また斑点は少し窪んでいます。湿度が高いと薄いピンクの粘着質のものが発生したりもします。春から秋にかけてかかりやすく、特に梅雨の時期や秋雨の時期に発生率が上がります。また一度発生すると土に病原菌が残り、翌年の発生の可能性が高まります。早い段階での対策が必要です。

炭疽病の原因と対策は?

アジサイ 炭疽病 対策

炭疽病になる原因は、高温多湿が続いたり、病原菌のいる水を葉の上からかけることで感染が拡大する要因になります。また、水はねなどでも発生するため、屋内で育てていても発生してしまうことがあります。病気になった葉は回復しないので、切り落としてしまいましょう。この時切った枝葉が土に残っているとそこから発生してしまいますので必ず敷物上で切り、土に切り落としがないか確認しましょう。植える際の密度を適切にし風通しをよくすると良いでしょう。また剪定のときも枝葉はしっかりとゴミに出しましょう。炭疽病に有効な薬剤にモスピラン、トップジンMスプレーやダコニールなどがあります。

スポンサードリンク

炭疽病の予防法は?

炭疽病は湿度が高いと発生しやすいので、風通しがよくなるような剪定をしましょう。水やりは株元か行い、葉に水がかからないようにします。窒素成分の多い肥料は控えめにしましょう。発生時期に薬剤の定期散布も効果的です。また鉢の水はけをよくしたり、室内でそ出てている場合は、高温多湿な環境にならないように調節しましょう。気温が20~30度を越えてくる高さで多湿の状態が続くと原因菌の胞子がたくさん発生します。湿度の多い時期は注意して観察しましょう。被害にあうと見た目も非常に悪くなり、他の植物にまで被害が及ぶので、早めの予防をしましょう。

まとめ

炭疽病はあじさいに限らず色々な植物に発生しますが、アジサイは炭素秒になりやすい上に発生じきの梅雨は紫陽花の見頃なので、梅雨に発生してしまうと非常に残念な見た目になってしまいますので、気をつけましょう。水やりの際は葉にはねてしまわないように、何かで水はねや泥はねを防いであげましょう。美しく先盛りの短いアジサイを目一杯楽しむためにも病気予防はしっかりと行いましょう!予防策の一つとして、なるべく炭疽病になりやすい植物の連作は避けるようにしましょう。野菜などの場合は収穫したら原因菌をしっかりなくすために消毒をしましょう!