皆様はアジサイの一種である「アマチャ」という種類をご存知でしょうか。アマチャはガクアジサイの姿にとてもよく似ておりますが、アジサイとは全く逆の性質をもつことでも有名なのです。

我々の生活に知らないうちに溶け込んでいるかもいるかもしれない甘茶!今回はアジサイの一種であるアマチャはどんな種類なのか?についてご紹介します。

アジサイの種類!甘茶とは

甘茶 アジサイ 種類

アジサイの種類である「アマチャ」は、見た目はガクアジサイにそっくり!それもそのはず、ヤマアジサイの変種であるとされているのが「アマチャ」なのです。

「白甘茶」や「大甘茶」「姫甘茶」「小甘茶」などの種類があり、ガクアジサイに比べて、葉の色や光沢、厚さは薄めになっております。

花自体の大きさや背丈も少し小さい甘茶ですが、4枚の装飾花がとても存在感があり、とても可愛いアジサイです。

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アジサイ「甘茶」の葉は?

アジサイの葉には毒があり、食べると中毒症状を起こすこともあるのだそうです。その一方、甘茶の葉はむしろ「健康茶」や「生薬」として有名なのだそうで、歯周病への効果も期待されているようです。

正しく乾燥させたアマチャの茶葉には、なんと砂糖の1000倍ともされる甘さがあるのだそう!「甘茶」と称される意味がとてもよくわかりますね。

ちなみに、甘茶の甘みは乾燥させることにより初めて生まれるため、葉っぱをそのままかじったからといって甘いというわけではないのです。

甘み成分は「フィロズルチン」で、甘味料としてかき氷のシロップなどにも用いられています。

しかし、健康成分を濃く摂りたい・・と、濃いお茶を煮だすことはダメなのだそうで、ごく稀ではありますが中毒症状が出たという例も過去にあるそうです。用法用量を守り、正しく甘茶をいただきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はアジサイの一種であるアマチャはどんな種類なのか?についてまとめてみました。アマチャはアジサイに比べて毒性が低く甘みがあることから「甘茶」とも呼ばれ「健康茶」や「生薬」、また砂糖の代わりの「甘味料」としても活躍しているということがわかりました。

また、歯周病などへの効果も期待されており、今後の研究に一層期待したい甘茶!「フィロズルチン」という言葉を見たら、ぜひ甘茶を思い出してくださいね。