ガーベラは色の種類が非常に多く、花持ちが良い花です。そのためフラワーアレンジメントでも大活躍します。春と秋に咲く多年草ですが、冬の季節には特にどのような管理をすればよいのでしょうか。また冬の季節の水やりはどのようにしたらよいのでしょうか。
冬の季節はガーベラの管理をどうすればよい？
ガーベラは日当たりの良い温暖な気候を好みます。ガーベラが越冬できる気温は5度程度といわれていますし、10度くらいの気温を保っていれば、ガーベラは1年中花を咲かせてくれます。温暖な環境ならば、冬でもガーベラの花が咲いているのはよくあることです。
庭植えの場合は、ワラなどで株元をマルチングして防寒しましょう。日当たりが悪いと、葉が茂るだけで花が咲きにくくなってしまいます。より良い環境でガーベラを冬越しさせるため、半日以上は日光が当たる室内か明るい窓辺、あるいは暖かなベランダに鉢を置いておくとよいでしょう。
ガーベラは高温多湿を嫌います。雨に濡れることは避けてください。また、凍結や霜にも注意する必要があります。
ガーベラの冬の季節の水やりはどのようにしたらよい？
夕方以降の水やりは、夜間の冷えにより土壌が凍ってしまう可能性があるのでなるべく避けるようにしましょう。地植えの場合は水やりをしなくても大丈夫といわれるくらい、ガーベラは乾燥を好みます。
夏は水やりに気を遣わなければいけませんが、冬ならば水やりに神経質になる必要性はほとんどありません。葉に艶や潤い、みずみずしさがあれば、水やりはしなくても問題はありません。
土の中に指を挿し入れてみて、土に湿り気があるならば、水やりは行わなくても平気といえます。土の様子を確認してから、必要になったら水を与える程度で充分です。水やりをする際に注意することは、水をかける位置です。
ガーベラの花や葉に水がかかると、萎んでしまったり枯れてしまうことがあります。そのため水やりは手で葉や花をよけながら、ガーベラの根元の土に直接かけるようにしましょう。
まとめ
ガーベラはあまり神経質にならなくても、水やりを適度にすればたくさんの花を咲かせてくれます。ぜひガーベラを育てて、美しくて可愛らしい花を咲かせてださい。
