バラを栽培していくうえで、手入れとして必要な作業であるピンチですが、いったいなにをどのように行なえば良いのでしょうか。そのようなバラのピンチについて調べてみました。
バラのピンチはどうやるの?その方法は?
バラのピンチといっても、「ピンチ」とはどのような作業のことをいうのでしょうか。実は、ピンチとはバラの枝先を手で折り取ることを言うそうです。
手で折り取ると言いましたが、詳しく分けると、手で折り取ることをソフトピンチ、ハサミなどを用いて切り取ることをハードピンチというそうです。
なぜ、このような作業が必要なのかというと、ピンチすることで、枝の数を増やすことができるそうです。
枝の数が増えれば、光合成を行いやすくなり、栄養がその分増やせるため、株が強くなるそうです。
また、バラの形を整えたり、一本立ちのバラになることを防ぐ目的もあるそうです。それでは、実際の作業はどのように行うのでしょうか。
根元の方から数えて、五枚葉を5~6枚残してそれより先を手で折り取ります。若い枝は柔らかいため、簡単に折れるそうです。
2番目に行うときには、1番目にピンチを行った場所からまた、五枚葉を5〜6枚残して行います。このように、何度もピンチを行いながらバラの株を大きく強くしていくそうです。
バラのピンチに最適な時期はいつ?
バラの剪定としては、寒い時期、バラが仮眠状態であると、株にダメージが少ないそうです。しかし、ピンチの場合、成長している期間に行われることが多いようで、花が咲く前の5月中に、1番目のピンチを行う必要があるそうです。
大きさでいうと、主な幹が約30cmの長さになったらピンチを行うと良いそうです。成長期に枝を摘み取ることは、なかなか勇気が出ない場合もあるかもしれませんが、思い切ってピンチしてあげることで、その後のバラの成長を助けると思えば、できるのではないでしょうか。
まとめ
バラのピンチとは、枝を手で摘み取ることを言うそうです。根元の方から五枚葉を5〜6枚残し、そのさきを手で折り取る作業を何度か続けていくことで、バラの株を大きく丈夫にすることができるそうです。
成長しているバラを折り取るのはなかなか難しいかもしれませんが、今後の成長の為にも、行う必要がある手入れのようです。