バラと言えば、情熱的で強いイメージを持つ品種もあれば、清楚な雰囲気もありながら、かわいらしさもあわせもつバラなど、その種類は2万種にも及ぶといわれています。
また、毎年新品種が出されていることから、現在どのくらいの品種があるか、正確な数字を把握するのは難しいとされています。
そんな多品種なバラですが、実際に育ててみたいと思っている人も多いはずです。
バラは基本手間暇をかけて育てていくものです。その手間をかけるからこそ、バラが美しく育つといっても過言ではありません。ですが、「難しいのは苦手な人」、と思う人や「やや日当たりが悪い庭なの」と思っている人もいるはず。そんな人でも大丈夫な品種があります。
では、比較的育てやすいバラにはどのようなものがあるのでしょうか。
初心者におススメのバラの種類は、どんなの?
それは、まず「木立性のバラ」には「ジアレンウィックローズ」があります。比較的小ぶりなバラですが、強健であり、鉢植えも可能です。また香りは強めですので、バラの香りを楽しみたい方におすすめです。
次「アイスバーグ」と呼ばれるものです。こちらは中心が黄色で徐々に薄黄色から真っ白に咲くバラです。日陰にも強く、また半日陰の方が逆に良いとされています。
肥料が切れてしまうと花が咲かなくなってしまうので、適度に手間をかける必要はありますが、つるバラの方が四季咲き性が強いとされています。
バラを育てていくうえで、棘が心配される方も多いと思いますが、棘が少ないバラもあります。それは「シャルロット・オースチン」と呼ばれる返り咲きのバラです。
病気や寒さに強く日光を好んではいますが、半日陰でも育つとされています。
まとめ
バラは正直、他の植物と比較しても育てるのは難しいとされています。それは日当たりはもちろん、害虫や病気になってしまうことも多いからです。
バラを育てるうえでは必要な知識を身につけなければ、うまく花を咲かせることもままならず、最後には枯れてしまう場合もあります。そうならないためにはいくつかのポイントをおさえておかなければなりません。
そのなかでも最も大事なのがバラの品種を把握しておく必要があります。その品種によっては半日陰でも大丈夫なものもあれば、寒さには弱いバラもあります。それぞれの特徴を理解して、自分の住んでいる地域にあっているかの確認が大変重要になってきます。
バラを育てる決意をしたなら、安易に手を出すのではなく、まず基礎的な知識を身に着けてから、育ててみてください。上手に育てあげていけば、何十年とそのバラがいつもあなたのお庭でその美しい姿をみせてくれるかもしれません。