バラの品種は多数存在しますが、またその大きさもそれぞれあります。一番大きいサイズは15cmもあるもので、逆に一番小さなサイズは1cm程度と言われています。
実際に目にしてくらべてみると分かりやすいですが、写真などではその大きさが分かりにくいかと思われます。ですので、その写真にもよりますが、だいたいは「大輪」や「中輪」、「小輪」と表示してくれているものもあります。
では、それぞれどういった特徴があるのでしょうか?
バラの大きさにはどういったものがあるの?
バラのサイズで一番多く表記されているのが、「大輪」、「中輪」、「小輪」という分け方です。「大輪」のバラは花径がおよそ8cm~13cmとされています。
大輪では一輪でもその大きさに見ごたえが十分あり、またその中でハイブリッド・ティー系のバラは美しい花形から、芳香もよく、また育てやすいといった特徴も持ち合わせています。
逆に「小輪」と呼ばれる花径のサイズは3cm~5cmとされており、ランブラー系のつるバラにはしなやかに伸びる「小輪」のものがたくさんあります。
大輪に比べると一輪が小さいですが、群れて咲く姿は美しいというより、可憐でかわいらしいという表現が似合うバラです。
そして、一般に目にすることが多いのが「中輪」タイプのバラです。
このバラのサイズは、花径で5cm~8cmとされています。「オールド・ローズ」とも呼ばれることのあるこのバラは、ほとんどが「中輪」とされており、人気のあるバラでもあります。
またブルボン系の「ラ・レーヌ・ヴィクトリヤ」や「ブルボン・クイーン」も花径は7cmです。他には香料として有名な「カザンリク」も花径7センチとされています。
まとめ
バラの花径は大まかに「大輪」、「中輪」、「小輪」にわけられますが、そのサイズはさらに「マイクロミニ」や逆に「巨大輪」と呼ばれるものまであります。ですが、どのサイズにもみたないバラも存在するのも事実です。「大輪」、「中輪」、「小輪」といわれてもなかなかサイズの判断が付きにくいのも事実ではないでしょうか。
花径○cmとの表記されているほうが分かりやすいかもしれませんが、それぞれどの程度の大きさなのかは、覚えておくと良いかもしれませんね。
これから新品種ができてくるなかで、花径20cm以上のものや、逆に、ほんの何ミリにもみたないような極小のミニバラなんてでてくると、それはそれで面白いかもしれません。