バラなどの植物を栽培するときに使用する土、栽培が終わった後つまり使用済みの土は捨ててしまいますか?つづけて再度使用することはできないのでしょうか?

今回は使用済みの土を再生させる方法について調べて行きたいと思います。

バラの土を再生させる方法は?

バラ 土 再生

まず、使用済みの土をそのまま使うことはできないのでしょうか?古い土ということは、前に栽培していた根やゴミなどが混ざっている可能性があります。

さらに植物に与えるための栄養分が無くなっていますし、害虫や病原菌などのウイルスが潜んでいる可能性があります。

さらに団粒構造が新しい土に比べると崩れてしまっているので水はけも悪くなっている可能性もありますので新しく栽培を始める植物が十分に育たなくなってしまいます。

では処分を使用と考えるかもしれませんが、土を処分すると言うのも実はかなり大変なこと。

それなら少し手を加えることによって再生させてみるのはどうでしょうか?ここからは古い土の再生方法を見ていきます。

まずは土の中に入ってしまったかもしれないゴミを取り除きます、ふるいにかけたりして肥料のカスや根などをしっかり取り除きましょう。

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そして土に潜んでいるかもしれない害虫や病原菌を退治するために消毒を行います、消毒方法は季節によって異なり、夏であれば土を湿らせてコンクリートの絵などに土を広げ黒いビニール袋などで覆って直射日光を当てて消毒を行います、1週間に1度は必ず上下を返してまんべんなく太陽の光が当たるようにします。

冬であれば土に熱湯をかけてその後、寒さの中にさらします2~3週間に1度はかき混ぜて消毒を行います。

ゴミを取り除き消毒が終わったら今度は、土のバランスを整えるために堆肥や腐葉土などの有機物を古い土に対し半分の量混ぜ合わせ、通気性を改善し団粒構造を形成させます。

そしてその後、「緩効性粒状肥料」を混ぜて土に栄養分を補給します。

以上が古い土を再生させる手順となります、少々時間もかかりますが土から愛情を注ぐことでまた栽培に力が入ります。

まとめ

古くなった土を処分してしまうのではなく、再利用するための再生方法について手順にしてお伝えしました。

バラなどの植物の栽培に必要不可欠の土、古くなったからと言って捨ててしまうのではなくその土から愛情をもって手入れを行うことで育てた植物にはさらに愛着が持てますよ。