キンセンカに似た花は様々ありますが、ガーベラもその一つ。細長い花びらが何枚も重なり咲いている姿は可憐でいて、おしゃれな雰囲気をもつ女性をイメージさせる花と言っても過言ではありません。

キンセンカとガーベラ、この2種類の花に共通点はあるのか、また、どんな違いがあるのかについて、調べてみたいと思います。

キンセンカ ガーベラ 違い

キンセンカとガーベラの違いは?

キンセンカは、キク科、別名をトウキンセンカ、生薬名をキンセンキク(金盞菊)、南ヨーロッパ原産。観賞用、食用があり、春に黄色やオレンジ色の鮮やかな花を咲かせる一年草になります。

 

ガーベラは、英語表記ではGerbera。南アフリカ原産、キク科ガーベラ属に属し、春と秋に花を咲かせる多年草です。ちなみに、ガーベラという名称は、発見者のドイツの博物学者であるゲルベル(Traugott Gerber)氏の名前から名付けられました。

代表的な花の色は、ピンク、赤、黄、オレンジ、白、緑。

日本には大正初めに渡来しました。花びらが大きく華やかなガーベラはその時代の人々を魅了し、園芸職人や花好きな人々によって広められました。

中でも、一年を通して温暖な気候である浜松市では、ガーベラを育てる環境に適していたことから、様々な研究が行われてきました。

現在も、日本を流通するガーベラの3分の1は静岡県で生産されており、その6割が浜松市で栽培されたものになります。

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では、違いについてですが、まず、開花時期から。キンセンカの開花時期は3~6月になりますが、ガーベラの開花時期は、3~5月・9~11月の年2回です。気温が20℃を超える4~5月、9~10月にも、花を咲かせます。春から夏にかけて、夏の終わりから秋にかけてが見ごろです。

花びらの形状は、キンセンカは主に一重、八重。ガーベラは、一重、八重、半八重、大・中・小輪になります。

 

最後に、種の価格ですが、ガーベラ・フェスティバル イエローアイは100粒で3780円~、キンセンカ・タッチ オブ レッド ミックスは500粒で450円~、希少品種のブロンズビューティー50粒では450円~。販売価格はガーベラの方が高額です。

まとめ

ガーベラの代表的な花の色は、ピンク・オレンジ・赤。ガーベラ好きな方に花を贈る際、ガーベラのみで花束がつくれるほど、種類があります。花言葉は花の色によって異なり、ピンクは熱愛・崇高美 黄は究極の愛 、オレンジは冒険心、白は希望。