植物を育てる上で気を付けなければいけないことがいくつかあります。
その一つは病気です。植物が病気に罹ると枯れてしまうような恐ろしい病気や、一度かかると何度も発病する病気などがありますので今育てている植物にはどんな病気があるのか知っておくことが大切です。
今回は、カサブランカの栽培で気を付けるべき葉の病気についてご紹介します。
カサブランカの葉の病気とは!?
カサブランカがなぜか元気が無いと思ったら、まずは葉の状態を良く観察してみましょう。
カサブランカの葉が枯れている場合、いくつかの病気が挙げられます。
まず一番多い原因はウイルス性の病気です。カサブランカはウイルス性の病気に感染しやすい植物で、一度病気に罹ってしまうと治療はできません。基本的に弱った株やアブラムシがついた株などに発症する傾向があるので早めに発見することが重要になってきます。また、丈夫で健康なカサブランカの株にはウイルス性の病気が発病しにくいことがわかっているので環境を整えて強いカサブランカを育てることが何よりのポイントです。
また、葉に灰褐色の小さな斑点が出来ている場合は水はけの悪さから疫病にかかっている可能性があります。このままでは葉や茎が軟化してやがて枯れてしまいます。このような症状を発見したら鉢植えの場合は新しい土に植え替えする必要があります。地植えで植え替えが困難な場合は水はけの良い土壌に改良する必要があります。
葉に白く小さな斑点が出来ている場合も要注意です。このままだとどんどん広がって茶色くなって葉や花が枯れてしまいます。葉枯れ病と言ってこちらも湿度が高いと発症しやすい病気です。発病している部分は取り除いて被害が拡大しないようにしましょう。さらに敷き藁などを敷いて雨風から株を守る対策も効果的です。
【まとめ】
カサブランカの葉の病気にはいくつかの種類があるのです。どれも放置しておくとカサブランカ自体が枯れてしまう原因になります。
葉は病気をいち早く発見するための重要な観察ポイントなのです。日頃から水やりのタイミングなどでこまめにチェックするようにしましょう。