スズランとは、スズラン亜科スズラン属に属する多年草の一種で、君影草・谷間の姫百合との別名もあります。「ラン」と名前に入っていますが、蘭の種類とは関係ありません。日本では本州中部以北、東北、北海道の高地に自生する寒さに強い有毒植物です。この有毒性のため、害虫の心配もほとんどないと言われています。

しかし葉っぱの先端が茶色く変色する場合があり、これは感染しているのではないかと心配することがあります。

今回はそのような場合について調べていきます。

 

すずらんの葉が茶色になる原因と対策

すずらん 葉 茶色

スズランの葉っぱが茶色く変色してくるのは、まずは水不足や日の当たりすぎで乾燥してきていることが考えられます。特に先端から徐々に茶色く変色するのは、その変色する部分まで栄養分が行かない可能性があるからです。

このような葉っぱが発現した場合には、水をやることよりも葉っぱ自体またはその葉っぱがついている茎ごとカットしてしまうのが良いでしょう。すでに栄養分が行かないとわかっているので、放置するよりも他の部位に栄養を行き届けるために、無駄なものとして処分した方が他の部位のためにもなります。

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別の理由として挙げられるのが、何かしらの病気や菌類の存在です。変色した部分が湿っていたり枯れているような変化がみられる場合にはこちらを疑うべきでしょう。

スズランは病気や菌類には強いと言われていますが、強いからと言って感染しないことはありません。この場合も上記の例と同じで茎ごとカットしてしまった方が他の部位のためになります。感染かどうかは実際には調べてみないとわかりませんが、もし育てている方が判断できない場合にはカットするのが一番の手段です。

 

まとめ

葉っぱが茶色になるという様子だけでは何が起こっているのか断定することができませんが、いくつかの可能性があげられるといった推定までしかできませんでした。実際にこの現象が発現したら、やはり無駄なものとしてカットしてしまうのが最善の手であると言えます。

感染している場合には、茶色い部分から徐々に枯れていったり腐敗していくことが見られるので、そのようになる前に対策をしましょう。