寄せ植えやガーデニングでも人気のあるマーガレット。多くの色や花の形があり、いくつかの品種を楽しむ方も多いのではないでしょうか。日々水やりをし、大切に育てていてもいつの間にか様子が変わってくることが多々あります。そう、病気になってしまうことがあるのです。そんな時、対処方法をしっていれば、大切なマーガレットが再び元気を取りもどし、綺麗に咲いてくれるかもしれません。

マーガレットの病気や害虫には様々なものがありますが、ここでは『葉が白くなる』病気について取り上げていきます。

 

マーガレットの葉に白い粉が。 

マーガレット 葉 白   

花は元気なのに、気が付けば葉にうっすらと白いものが、なんて経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ほこりがついたのね、と放っておくと大変なことになってしまいます。なぜなら、その白い粉は「うどん粉病」という病気かもしれないからです。

うどん粉病に感染すると、葉の表面にうっすらと白いカビのようなものが付着し、それが次第に葉全体に広がっていきます。気が付けは、隣の葉、隣の株へとどんどんと感染が拡大していきます。でも焦ることはありません。うどん粉病は防げるものだからです。

白い粉が付いた葉を見つけたら、まずその葉を撤去しましょう。そうすることで全体への感染を防ぐことが出来ます。それでも広がってしまった場合は薬剤を使用するか、もしくは残念ですが、株全体を処分するしかありません。

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間引きして風通しを良くしたり、過剰な肥料を避け発生を未然に防ぐことも大切です。もう一つ、多く見られるものとして、『ハモグリバエ』の影響があります。

体長1~2ミリの小さなもので葉の裏に卵を産み付け、ふ化した幼虫が葉を食べて大きくなります。葉の表面に白く線を描いたような跡がつくのが特徴です。被害が大きくなると葉の葉緑素がなくなるため光合成が出来なくなり、生育に大きく影響します。ひどい場合は枯れてしまうこともあります。

卵は非常に小さく肉眼で見つけるのは難しいため、ハモグリバエが発生した場合はベニカXファインスプレーなどで早めに対策を取ることがお勧めです。

 

まとめ  

マーガレットの葉が白くなる原因についてみてきましたが、いずれの場合も早めの対処が肝心です。原因や対処方法を知り早めに対処することで被害を最小限にし、より元気な株が育ち、そして美しい花を咲かせることが出来るのです。