夏に元気に咲くひまわり、茎の太さはどのくらいになるのでしょうか。また、茎が太くならず、折れてしまうということもあるようです。その場合はどのように対処すればいいのでしょうか。
ひまわりの茎の太さ
丈夫なひまわりの茎は直径5cmほどになることもあるようです。切り花のひまわりとしての理想は、ボールペンくらいの太さが理想です。
最近は、色々なひまわりの品種が開発されています。草丈が低く、茎の細い品種もあります。人気のミニひまわりは、茎の細いタイプのひまわりです。
また、大型に成長する種類のひまわりでも株と株の間が密な場合は、それほど太くならないようです。
ひまわりの茎が細い原因と対策
ひまわりの茎が細い原因としては、日照不足、鉢が小さい、水の不足、肥料の不足、そもそも茎の細い品種である、などが挙げられます。
茎が細い一番の原因は、日照不足です。ひまわりは、その名前が表すように、太陽が大好きな植物です。日光をたっぷり浴びさせてあげましょう。また、株と株の間は、品種に適したスペースを空けましょう。
鉢やプランターが小さ過ぎるというのも、茎の細い大きな原因となります。地植えが理想ですが、無理ならできるだけ大きな鉢やプランターに植えましょう。
水不足も茎の太さに関係してきます。土が乾いたら水をしっかりやりましょう。本来は乾燥に強い植物ですが、根本に日光が当たる植物なので、水切れを起こしやすいのです。水が不足するとシオシオになってしまいます。特に夏は水の吸い上げも激しく、葉からの蒸発も多いので、朝と夕方にしっかりとお水をあげましょう。
肥料はしっかりと追肥しましょう。途中からだと茎が太くはなりにくいですが、週1回の頻度で液肥を与えると、効果のある場合があります。しかし、最初の土作りが最も重要です。たっぷり栄養のある土を作っておけば、茎も太く育ちます。
茎が細くて、折れてしまった場合は、思い切ってハサミやカッターで切ってしまい、上下をつなぎ合わせ、添え木をして、固めましょう。このとき、清潔にするということが大切です。デンプンを送る師管と、水と栄養分を運ぶ道管を元通りにくっつけることができれば、復活の可能性があります。
まとめ
茎の太さと、茎が太くならない原因と対策について、参考になりましたでしょうか。この夏、丈夫なひまわりが元気に育ってくれるといいですね!