アンスリウムを育てていると突然茎が茶色に変わって病気にかかったのか?何が原因なのか気になると思います。アンスリウムの茎が茶色に変わる原因と対処方法についてわかりやすく紹介しますね。
アンスリウムの茎が茶色になる原因や対処方法は?
「原因」
・アンスリウムの茎は長く伸びていますが、様々な方向に伸び続けることはありません。
咲き終わった花を根っこからハサミで切りおとすだけで大丈夫です。
アンスリウムを育ていると土をかけていない根から、茶色の茎が出てきます。
根っこからたくさん茶色になった茎が生えると見た目の印象が変わってしまうので仕立て直しをすることで改善することができます。
・カイガラムシが葉や葉茎に出てきている可能性があります。
大人になったムシには殻があるので家にあるような殺虫剤をかけても効果がありません。
殺虫剤は効果がないので手軽にムシを追い払うことができる歯ブラシやブラシで簡単におとせます。
茎にムシの糞がついていたら霧吹きで水をかけて、使わなくなった布できれいに拭きましょう。殻がついていないとき殺虫剤をかけても効果があります。
「対処方法」
・ムシを取り除いたあとはスミチオン乳剤をかけましょう。
※スミチオン乳剤は、植物にムシがつかない薬です。
・仕立て直しをする時期は5〜8月なので、最初に茶色に変わった茎をハサミで取り除いて毛がついている根っこを取り除きましょう。
・ハサミで切ったアンスリウムは葉が枯れて、見た目が悪くなった葉は取り除いて2枚だけ残して新芽が出ているときはそのままにして挿し穂にします。
・新しい鉢植えに鉢の底に敷くネットと石を園芸店で購入します。
アンスリウムを植える前に鉢の底に敷くと水が鉢からほどよく水が出たあとは新しい土を鉢の4分の1くらい入れます。
・土を入れたら挿し穂にしたアンスリウムを入れて土を入れます。
・鉢の中にいれた土が乾いたらたくさん水をかけましょう。
・茎を切り取った親株は少し大きめな鉢に植え替えることをおすすめします。
・カイガラムシが出てくると毎年出てくるので、寒い時期に薬剤を使ってムシが出るのを防ぎましょう。
・寒い時期は植物が冬眠している状態なので、マシン油乳剤を使うことができます。
マシン油乳剤はムシが呼吸をする気門を閉じて息をすることができなくなるのでカイガラムシに効果があります。
※12月~2月の間に天気がいい寒い時期に何度か散布することでカイガラムシが出てくるのを防ぐことができます。
【まとめ】
アンスリウムの茎が茶色に変色したらカイガラムシが出てきてしまうと枯れてしまう前に茎の部分を取り除いて、新しい鉢植えに入れ替える必要があります。
カイガラムシが出てしまうと普通の殺虫剤では効果がないので、ブラシでムシを取り除きましょう。
アンスリウムを育てていると色々な事が起こりますがきれいな花を咲かせるために毎日観察しましょう。