アンスリウムは暑い地域で育っている植物なので冬の寒い時期は苦手ですが、そんなときはどんな風に育てたらいいのか、対策方法について紹介しますね!
アンスリウムは冬枯れする原因と対処方法は?
「原因」
アンスリウムは暑い場所で育っている植物で寒い季節に弱いです。
10℃くらいになるとアンスリウムが凍傷を起こします。
傷んでいない根は色が白い状態で細長い毛が何本も生えています。
根が傷んでいると色が枯れたような茶色になり状態が悪いとそのまま腐って枯れてしまう恐れがあります。
アンスリウムの根っこが傷む原因は凍傷や水をかけすぎや植物が育たないから肥料をまく、温度が低い場所に置いているとアンスリウムが健康な状態を保つことができません。
「対処方法」
・窓側の冷気が当たる所からアンスリウムを窓から遠い場所に移動して、葉にシミが広がらないか観察して症状が出なければ根っこは生きています。
・色が変わった葉はハサミで取り除いて暖かい部屋で育てて暖かくなったら外に出しましょう。
・水やりもしながら葉水をかけることでハダニをよせつけにくくするので、葉の裏につけましょう。
・枯れた部分が全体に広がっているときは鉢からアンスリウムの根っこを取り出して根の状態をみましょう。
・まだ根っこが枯れていないときは白いままですが、冬の時期は寒さで凍傷にかかると、根っこの色が茶色く色が変わって腐っていることが多いです。
・まだ根っこが白いときは元気な根っこに復活する可能性があるので、水をあげすぎないでアンスリウムを暖かい部屋に移動してから毎日様子を見る。
・根っこが全て茶色に変わって土が崩れているなら、鉢から取り出して土も全て捨てて園芸店で新しいアンスリウムを買うことをおすすめします。
アンスリウムや肥料をお店で買うときの注意は?
・葉っぱの色が濃くて艶々している。
・葉の先が傷んでない。
・新しい花が咲いている。
・高い位置に花が咲いている。
などを確認してから買いましょう。
「肥料」
窒素とリン酸とカリウムのことです。窒素は葉っぱを育てるのをサポートします。
リン酸は新しい花が咲くために必要な栄養で、カリウムは丈夫な根っこを作るために必要です。
スーパーや園芸店で販売されている肥料は、植物を育てる栄養がたくさん入っているので心配は入りません。肥料だけではなく液肥も一緒に買いましょう。
【まとめ】
アンスリウムが寒い時期に枯れるのを防ぐためには外に置くより暖かい部屋で育てることをおすすめします。
アンスリウムが枯れてしまう原因は寒い季節だけではなく温度や水やりの仕方、肥料のまき方などで育ち方が違います。
初めてアンスリウムを育てるとわからないことも出てくると思うのでネットや園芸コーナーにいる店員さんにたずねてみてはどうでしょうか?