ゼラニウムは小さく色とりどりの花を咲かせる人気の植物です。
香りが好きで育てる方も多く、ハーブとしても使え、育てるだけではなく、その後も様々な方法で楽しむことが出来ます。
そして、ハーブには虫がつきにくいというメリットもあり、ガーデニング初心者でも育てやすい品種でもあるので始めのスタートとしてもオススメです。
しかし、花は生き物であり、様々な病気や変化が起こる事もあります。
今回は、茎が腐る原因や対策についてお話します。

ゼラニウム 茎 腐る

ゼラニウムの茎が腐る原因って?

茎の表面から濃茶褐色に腐敗し、茎内部にまで侵される、このことを茎腐病(くきぐされびょう)と呼びます。
通称ブラックレッグとも呼ばれます。
茎の基部が茶色に変色し、潰れたようになってしまいます。
ここから上部へと腐ってしまうので、この場合の対策としては枝の付け根から切り落とします。

スポンサードリンク

放置した期間が長く、切り落とすだけでは済まないぐらいに被害が大きい場合もあり、この時は土から全て処分します。
腐敗部分を見てみると、クモの巣のように白いカビがまとわりついている事もありますので、被害状況は目と臭いで分かります。
この場合決して、同じ中の株をまた植え替えたりすることはしないようにしてください。
万が一のため、この病気を発症した株を植えていた鉢や使用していた器具などは、全て消毒をしてから再利用します。

予防策は、ゼラニウムはもともと湿気を嫌う花であり、水はけに注意しましょう。
過湿は禁物で、鉢植えの場合は表土がよく乾燥したら水やりをすると覚えてください。
1年通して日当たりと風通しの良い場所で育てる事を意識します。
また、雨に当たると茎葉や花が腐りやすくなるので、軒下や予報などであらかじめ分かっている場合には移動させておきましょう。

まとめ

せっかく迎えた花たちは、大事に育てていきたいですよね。
病気になってしまってからでは、後が大変なので予備知識があるとより良いでしょう。
生き物なので、何かが起こることは当然のこと。
そのときに対処出来るように、色々知っておきましょう。