アマリリスの球根の状態は大丈夫ですか?適切な環境で生育しておかなければ、なかなか成長しないと掘り起こしたときには球根が腐っているかもしれません。どうしてアマリリスの球根は腐ってしまうのか?原因と対策を分析してみました。
アマリリスの球根が腐る、そのワケは
アマリリスの球根がうまく育たず、根腐れを起こしてしまう……育てていてそんな経験はありませんか?アマリリスの球根が腐ってしまうその大半の原因は水はけの悪さにあります。
水はけと風通しのよさがポイントとなるアマリリスの生育。水はけが悪く、土が多く水分を含んだ状態になってしまうと、根が腐って成長できなくなってしまうのです。
したがって、球根を腐らせない対策は水はけを良くしてあげること、これに尽きます。
ではどうやって水はけをよくするかというと、たとえば鉢植えでの栽培であれば鉢底にゴロ土を敷いてあげることです。ただ土をいれるよりも水はけがよくなります。他にも水をやりすぎないこと、風通しのいい場所に鉢植えを置いておくことなどがあげられます。
アマリリスはそもそも乾燥した土地を好む植物ですので、少し土が乾いているくらいがちょうどいいです(植えたばかりの頃はこまめな水やりが必要ですが)。そしてアマリリスは日当たりの良い場所を好みますので、春や秋は日光に当てて育てるようにしましょう。夏場は強すぎるため、半日陰を用意してあげるとよいです。
球根自体が腐っていた場合は廃棄するしかありませんが、もし根っこだけが腐っていて球根は無事であるならば、一旦干してあげることで復活する可能性はあります。
腐った根っこを落として、一旦乾かしてから再度植えることで復活した例も報告されています。あくまでも一例ですので、球根を腐らせないような環境を心掛けましょう。
まとめ
植物を育てると、すくすくと成長してほしいと願いばかりつい多く水をあげてしまう方がいると思います。気持ちはわかりますが、過度な水やりは根腐れ、そして球根そのものを腐らせることに繋がってしまいます。適量を守って育てることが成功への近道です。