比較的育てやすいアマリリス。
大切に育てた植物の様子がいつもと違ったり、枯れてくると心配ですよね。
ここではアマリリスの葉が枯れる原因とその対策を考えていきたいとおもいます。
アマリリス葉枯れる
葉が枯れる原因として4つ考えられると思います。
- <時期的に葉が枯れていく場合>
秋頃になるとだんだん葉は枯れていきます。このような状態なら問題ないと思われます。黄色く枯れた葉はハサミで切り取りましょう。来年もきれいなアマリリスが咲いてくれることでしょう。
水を控え、葉を枯らし全部の葉が枯れたら根元から切り落とし冬越しの準備を始めます。
お花も終わり、茎を切り落とした後、葉は日光をたくさん浴びて球根に栄養を蓄えます。
2.<葉焼けした場合>
葉焼けとは・・・葉っぱが急に強い日差しを当たるとおこる症状です残念ですが葉焼けした葉は元には戻りません。
傷んだ葉や茎の部分は全て切って取り除いてください。
葉が変色し、黄色や黒っぽくなります。
暑さに強いアマリリスですが、真夏の直射日光や強い西日には弱いです。
3.<病気にかかった場合>
アマリリスがかかりやすい病気に、赤斑病があります。
乾いた環境が好きなアマリリスは、梅雨の長雨・高温期などに赤班病にかかりやすく、症状として葉の赤褐色の斑点が花茎や葉に点々と表れます。
蒸れ湿気から守り、定期的に殺虫剤で予防しましょう。
また、白絹病も怖い病気です。発病適温は25℃以上、暑い時期に発生しやすく、特に30度を超える高温多湿では菌が増殖します。菌一度発生すると同じ場所で繰り返し発生してしまいます。そのため白絹病は、一度発生してしまうと治療することができません
4.<害虫の場合>
ナメクジ・アブラムシ・アザミウマなどもアマリリスの敵です。
少量の栽培ではほとんど害虫が付くことはありませんが、防虫剤などを使用し大事なアマリリスを守っていきましょう。
【まとめ】
枯れた葉っぱや葉やけした葉っぱは早めに切ってしまいましょう。
変色はまず様子見をして、回復の見込みがなさそうなら切る。
病気にかかった株は他の株に移らないように、切り取りましょう。
虫に葉を食べられないよう防虫剤の使用にも気を付けましょう。
少しの気配りで来年の開花に影響があります。
来年につなげるため頑張りましょうね。