せっかく育てているラベンダー、あれ?最近元気ないな、あれ?葉っぱが枯れてきた?!なんてことになっていませんか。自宅でも比較的簡単に育てられるラベンダーですが気を付けたいポイントがいくつかあります。基本を知って元気なラベンダーに育てましょう。
ラベンダーの葉が枯れる理由
育てやすいとされるラベンダーですが、育てる上で気を付けなくてはいけないことがいくつかあります。基本的な特徴としてラベンダーは高温多湿の環境が苦手です。なので日本の夏は特に苦手でしょう。そういったことから育てているうちに葉が枯れてしまうなどラベンダーの元気がないことがあるかもしれません。例えば葉が灰色になり、そのまま縮れ、茎が折れて株全体がダメになってしまったり…。
では具体的に葉が枯れてしまう理由として考えられる点をいくつか挙げてみたいと思います。一つは、先に述べたように高温多湿が苦手な為、水分をあげ過ぎてはいないかという点です。要は水はけが悪かったり水分が多く、多湿状態になってしまっている場合です。同じく温度が高い場合も気を付けなくてはいけません。プランターなどの場合は日陰に移すなど対処しやすいですが、庭で直接育てている場合は剪定するなどの工夫が必要です。また剪定の仕方が悪く風通しが悪いことも葉が枯れる原因の1つとなります。
そしていずれかの原因で葉が枯れたり、灰色になってしまったら間引きが必要となります。根本の風通しを良くすることが最優先となってくるからです。また灰色になってしまった葉の部分は元には戻れません。茎を傷めないように削ぎ落します。ここで気を付けたいのが葉をそのまま土に戻さないことです。細菌が土に繁殖して元気な株へも影響を与えてしまいます。
【まとめ】
丈夫なラベンダーを育てる為にはラベンダーに適した環境を把握し、それに合った状況を作ってあげることが大切です。肥料のタイミングや過度な量は栄養を与えているつもりでもダメージを与えていることになりかねません。そして剪定、間引きが重要となってきます。そして具合が悪くなったラベンダーには早く気づいてあげるなど、観察することも植物を育てる大切な要素。すべての要素を含め日々楽しみながらきっと素敵な花をたくさん咲かせてくださいね。