クロサンドラは、アフリカやインドなどが原産の熱帯植物です。

暑さや湿気に強く初心者でも育てやすいので園芸用として昔から親しまれてきました。

クロサンドラは花が咲く期間が長く、その期間中は咲き終わった花を剪定していく必要があります。

また、寒くなる前にも選定をします。なぜ剪定が必要なのか、選定の方法やコツなどをお教えします。

クロサンドラ 剪定

【クロサンドラの剪定方法とコツとは?】

クロサンドラは花が咲く期間が初夏から秋にかけてと長く、葉っぱの付け根から伸びた花茎の先に幾つも重なり合った花序を付けてオレンジ色や黄色の花を次々と咲かせていきます。その際、咲き終わった花を剪定していく必要があります。

クロサンドラを剪定する理由は、咲き終わった花をそのままにしておくと種が実り始めて、栄養分が種の方に取られてしまうからです。

剪定をすることで株自体の育成が悪くなることを防ぎ、花がよく咲くようになるのです。ですから、クロサンドラの花が咲く期間は咲き終わった花をこまめに剪定していくことが重要なのです。

 

また、クロサンドラは冬に休眠期に入ります。休眠期になると生育が止まってしまうので古い枝や弱った枝を取り除くために剪定することで(切り戻し)翌年の育成がスムーズになります。

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・剪定の方法

クロサンドラの花が咲く時期は5月~10月です。この期間、花が咲き終わったものは花序の根元から切り落とします。

切り落とした際、落ちた花びらが葉っぱや茎にくっついてしまうとその部分が傷んでしまうので、落ちた花びらは取り除いておきましょう。

 

冬の休眠前の切り戻し作業は、寒くなる前の10月ごろに行うのがコツです。

伸びきっている枝を株元30㎝くらい残して切っていきましょう。

 

剪定は、切り口から細菌が入ることを防ぐために清潔なハサミやナイフを使って、晴れた日の午前中に行うのがコツです。

【まとめ】

クロサンドラは、幾つもの花を長い期間次々に咲かせていく植物です。咲き終わった花を花序の根元から剪定することをこまめに行って、花の咲く期間ギリギリまでお花を楽しんだり、冬を越してまた次の年もお花を楽しむために上手に剪定して下さいね。