クロサンドラはアフリカやインドなどの熱帯地域が原産の低木多年草の植物です。

あまり手間がかからず初夏から秋の長い期間、オレンジ色や黄色の花を咲かせるので人気のあるお花です。

草丈が低く寒さに弱いため室内でも管理しやすい鉢植えで育てることの多い植物ですが、冬を越すことを考えず一年草として地植えにして育てることも少なくありません。

 

今回は、クロサンドラの地植えの方法や植えるのにおすすめの場所などをお教えします。

クロサンドラ 地植え

【クロサンドラを地植えする場合の最適な場所と育て方とは】

・植える場所

クロサンドラは、暑さや乾燥に強く湿気にも強いので日当たりの良い場所で育てます。日陰でも枯れることはありませんが、育ちや花付きが悪くなってしまうので注意しましょう。しかし、クロサンドラは強すぎる日差しに弱く、夏の昼間の強い日差しで葉っぱが黒く変色してしまうので夏の昼間の日差しは避けられる場所が最適です。

また、クロサンドラは水のやりすぎで根腐れを起こしてしまうので、水はけの良い土地が良いでしょう。

クロサンドラを植えるおすすめの場所は、水はけが良く午後から日陰になる場所になります。

 

・育て方

クロサンドラは種または苗から育てます。種から育てる場合は、ポットなどに種を蒔いて、ある程度大きくなってから地植えしましょう。

植え付ける前に、植える場所の土を15~20㎝ほど掘り起こしてその土に3割ほど腐葉土を混ぜて掘り起こした場所に戻します。そこに苗を植え、たっぷり水を与えましょう。

クロサンドラを地植えした場合は、水は基本的に雨水だけで大丈夫です。水をやりすぎると根腐れを起こしてしまうので、何日も雨が降らず土が乾いて葉っぱに元気がなくなったら与えてください。

肥料は花が咲いている時期に緩効性化成肥料の追肥をすると花がよく咲きます。

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花が枯れてそのままにしておくと種ができ、そちらに養分が使われて株が弱ってしまうので花が枯れたら花序の根元から切り取りましょう。また、クロサンドラは花が枯れると花びらが落ちます。落ちた花びらが葉っぱや茎にくっついてしまうとその部分が傷んでしまうので、その都度取り除きましょう。

害虫被害は、カイガラムシの被害を受けることがあります。その際は市販のカイガラムシ用の殺虫剤を使用するか直接取り除く方法で駆除してください。

【まとめ】

クロサンドラを植えるおすすめの場所は、水はけが良く午後から日陰になる場所になります。育てる時は水のやりすぎに注意しましょう。

クロサンドラは寒さに弱く8℃以下になると枯れてしまいます。地植えの場合、冬を越すことは難しいので一年草として花を楽しんでください。