マーガレットは多年草です。上手に育てると、毎年鮮やかな花を咲かせてくれます。そのためには「剪定」は欠かせません。「剪定」とは何なのでしょうか。

「生育を促すために、植物の茎や葉など不要な部分を切り取って整えること」です。でもどこを切ればいいのか、最初は不安ですね。今回はマーガレットの「剪定」の方法や時期についてご紹介しましょう。

 

マーガレットの育て方で大事なのは「剪定」!

マーガレット 育て方 剪定

マーガレットの「剪定」方法で一般的なのは「切り戻し剪定」です。園芸用のハサミで、枝を半分から3分の1ほど切って株を小さくし、アーチ形に整えていきます。鉢の外周りに沿って行うと良いですね。この時、葉を3分の2ほど残しておきます。葉を残さないと最悪、枯れてしまいますので、注意しましょう。

マーガレットの「切り戻し剪定」をする理由はいくつかあります。茎を切ると、その下あたりから2つの新芽が出てきます。これらが花をつけるために、花数は増えて華やかになります。マーガレットの花が増えていくと、株の形も崩れてきますね。形を整えるためにも「剪定」は必要です。

また、切り戻しをすることで、余分な枝葉がなくなり、末端まで栄養が回りやすくなります。

株も風通し良くなりますと、カビや害虫の被害も少なくなります。

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マーガレットの「剪定」時期は決まっている?

では、マーガレットに適した「剪定」時期はいつなのでしょうか?

どうやら9月から10月上旬が適しているようです。伸びた草丈の半分くらいまで、すっきり整えます。この時、切り口はよく乾かしておくことが大事です。

湿ったままだと害虫の被害にあいやすくなります。日のよく当たる暖かい日を選びましょう。この時期よりも遅くなると、翌年の開花が遅れるそうです。

また余談ではありますが、3月から5月、花の全盛期にも「摘心(てきしん)」を行うとよいそうです。新芽の先端を摘み取る作業のことですが、その下のわき芽が伸びて枝葉が増えていきます。その分草丈が抑えられ、花が元気に育ちます。

 

まとめ

マーガレットの花を長期間楽しむには、「剪定」などの必要もあり、少し手間もかかるようです。ただ時期や方法など、ちょっとしたポイントを押さえておくだけで、また次の季節も楽しむことができます。「剪定」で切り取った花は、切花としてプレゼントしたり、一輪挿しやアレンジメントにして室内に飾るのもさり気なくて、癒されますね。