トロピカルな雰囲気を醸し出すアンスリウムは、熱帯アメリカ~西インド諸島原産の植物です。品種は600以上もあり、仏炎苞が赤く染まっている一般的な品種のほかに緑の葉っぱがとても大きく育つものもあります。
地植えに向かないので植木鉢で育てますが、鉢の大きさが小さいとすぐに根詰まりを起します。買ったばかりのときもすでにサイズが合わないことも多いので、春から夏の期間に植え替えをします。
しかしアンスリウムを買ってきて鉢に植えたら、根腐れすることがあります。今回は根腐れの原因や対処方法について説明します。
【アンスリウムを植え替えしたら根腐れするのはなぜ?】
アンスリウムは管理の方法を間違えると、根腐れを起すことがあります。根腐れは何らかの原因で根が腐ることで、根が腐ると水や栄養が吸収されないので株が枯れます。
根腐れは土の種類が合わない時・水のやり方が違うとき・根詰まりのまま放置したときに起します。根詰まりは成長に合わせて鉢の大きさを変えていけば、防ぐことができます。
土の種類が合わないことや水の与え方が違うのは、アンスリウムを植え替えしたときに起こりやすい現象です。
アンスリウムは高温多湿が空きですが、土の湿気は好みません。したがって水はけの良い土を選んで鉢に植えますが、地植えでは常に水分が多い状態が続くので根腐れします。そして水はけが良い土を選んでも、水やりの回数が多いときや受け皿に水がたまったままにしておくと根腐れするので気をつけましょう。
【アンスリウム根腐れしたらもう復活しないの?】
土や水やりのやり方が間違っていると、アンスリウムは根腐れします。根が腐ると、葉っぱや花の成長に必要な栄養分を吸収できなくなります。
しかし根腐れに気づいたときに、もうだめだと諦めて株を捨てないでください。まだ復活する可能性があります。
アンスリウムの成長が止まったり元気が無くなったら、根を掘り起こしてみましょう。色が変わって根腐れしている部分が見つかったら、その部分を清潔なナイフでカットします。そしてまだ根腐れしていない部分だけ残して、鉢に植え替えましょう。
もしも残っている根が小さすぎたとしても復活するかも知れないので、信じて待ちましょう。
【まとめ】
アンスリウムは土が多湿になると、すぐに根腐れします。植え替えのときは、土選びに十分気をつけてください。そして水やりを頻繁にやってもいけません。水やりするときはたくさん与えますが、受け皿の水はすぐに捨てます。そして鉢が小さいと根詰まりしてそれが根詰まりの原因になるので、大きい蜂を選びます。