植物は強いですよね。
お庭がある方は特に知っていると思いますが、少し根っこがあると草はすぐに増えるところが困りどころですが、
この植物の強さはいいところもあるんですよ。
挿し木で増やしたい植物を増やせるんです。
いい香りがして、きれいな花のラベンダーも挿し木で増やせますので、すごいと思いませんか?
ラベンダーの挿し木の方法
ラベンダーは地中海沿岸のほうが原産の植物ですが、もちろん日本の気候でも育てることができます。
ですので、お庭がある方や、プランターで植物を育てている方にお勧めしたいです。
挿し木とは簡単に説明すると、切った茎を土などに刺して育てると、そこから新たな根っこなどが生えて、新しい苗として育てることができます。
ですので、種から時間をかけることなく、育てられるので園芸の世界ではよく用いられる方法になります。
また、ラベンダーは挿し木でも茎が多く根が出やすいために初心者でもお勧めされています。
鉢の底に、ネット、鉢底石、無菌の土をいれて準備します。
土は挿し木専用の土がありますので、店員さんに質問してそろえるとわかりやすいです。
普通の土を使うと枯れる恐れがありますので注意してくださいね。
5~6センチにラベンダーの茎を切り、下のほうについている葉っぱをのけます。
その切ったラベンダーの茎を2.3時間ほど水に刺して置き、切り口に促進剤を塗り、土に差し込みます。
明るい日陰で管理をして、土が乾燥しないように注意しながら水をやります。
2週間ぐらいで根っこが生えてきたら苗として扱います。
しかしどうしても枯れることがあります。
原因としては、根が生える前の水が不足していて根が生えなかったり、根が生えた後にも水をやりすぎて枯れてしまった、ことが多いようですので、水やりは土の状態を観察しながら行ったくださいね。
ラベンダーの挿し木に適している時期はあるの?
やはり新たに根っこを生えさせるので、ひどく暑い時期や寒い時期は挿し木には向きません。
一般的には春(4~6月ぐらい)や秋(9~10月)ぐらいが挿し木には適しているといわれています。
特に秋より春のほうが繁殖しやすいようです。
やはり、せっかく増やしてたくさんのラベンダーを育てたいところですので、春に挿し木をチャレンジして
株を増やしていきたいですね。
(まとめ)
ラベンダーは挿し木で増やすことができる強い植物のようでした。
種より育てなくても増える、なんてすごいですよね。
機会がありましたら、春に挿し木で増やして、お花のシーズンに楽しんでくださいね。