カポックという観葉植物をご存知ですか。カポックは1本の茎に7枚の可愛い葉が付いています。

緑色のきれいな葉ですが斑が入る種類もあります。インテリアグリーンとして飾ると素敵だと思いますよ。

そして観賞用としてだけでなく自分でカポックを増やせたら嬉しいですよね。

カポックを増やす方法としては挿し木がおすすめです。是非挑戦してみてください。

カポック 挿し木 方法

カポックの増やし方は挿し木がおすすめ!

カポックを増やす方法にはいくつかありますが一般的には挿し木がおすすめです。切った枝を土にさすため生長が早く、たくさん育てることが出来ます。

また、丈夫なカポックは比較的管理が簡単で初心者でも挑戦し易いと言われています。

 

挿し木の他には水挿しという方法もあります。これは切った枝を水にさして発根させます。

根が出るまで毎日水を取り替えます。根が出た後は土に戻しますが、水に慣れているためたっぷりの水を与えるなど注意が必要です。

また、種から育てることもできるのですが、カポックはなかなか花を咲かせないので種が出回ることは少ないようです。

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カポックを挿し木にする方法

ここではカポックを挿し木で増やす方法をご紹介します。

まず、挿し木で使用する枝は1節~2節程度残したもので10~15cmくらい必要です。切り口を新鮮な状態にするために、土にさす直前にはさみを入れるので最初は20cmくらいの長さで用意します。水や土に触れる面積を大きくするため、切り口は斜めに切っておくと良いです。切る時は水の中で切ると枝の中に空気が入るのを防ぐことができます。切った枝は1~2時間水に浸しておきます。

 

 鉢に入れる土は市販されている挿し木用の土か、赤玉土や川砂がおすすめです。

養分が多いと根が出にくくなるので肥料は入れません。鉢の底には軽石を敷いておきましょう。

 

枝を土に挿すときはぐっと挿して枝の2分の1~3分の1を土に埋めます。根が無いのでしっかり埋めて固定した後、たっぷりと水を与えます。

 

根が張ると新芽が出たり葉が増えたりしますので、それまでは明るい半日陰で土が乾かないように管理します。こまめに水やりをして水を切らさないように注意しましょう。約1か月で発根し新芽が伸びてきます。

 

根が出たら鉢から出し、根に付いた挿し木用の土を落として新株を栽培する時と同じ土で育てることができます。

【まとめ】

観葉植物のカポックは丈夫なため初心者でも挿し木で増やすことに挑戦し易い植物です。

剪定などで切り落とした枝を使って増やすことが出来ます。

 

挿し木は5月~6月ころの生長期に行います。

土に養分が含まれていると根が出にくかったり枯れたりするので必ず養分の入っていない土を使ってください。