クチナシは、過酷な環境でも対応できる花のようです。純白な花を6月~7月頃に咲かせ、8月頃に摂れる実は昔から「山梔子」として漢方薬に用いられてきたそうです。その他には、食用、染料などに使われ、今でも料理の色付けに使われることがあります。例としては、たくあんのあの黄色も栗きんとんの鮮やかな黄色もクチナシの実で染めたもののようです。そんなクチナシの挿し木ってどうやればいいのでしょうか?それでは今回は、クチナシの挿し木の方法や時期などについてご紹介します。
【クチナシの挿し木の方法は!?】
クチナシを増やすには挿し木と株分けを行う必要があります。
- 枝を切るので、ナイフはを殺菌しておきます。
- 今年生えた枝を10~15cmほど斜めに切ります。
- 先端から2枚から3枚葉を残して下部の葉を取り除きます。
- 30分~1時間ほど水に切った部分を漬けておきます。
- 切り口にはルートンなどの植物成長剤を薄く塗っておきます。
- 赤玉土か鹿沼土の単用かピートモスなどを用意します。
- 土の中央に割りばしなどで穴を開けます。
- 切り口をつぶさないように枝をその穴に挿します。
- 水をたっぷりと与え直射日光が当たらない様にビニールをかぶせて日陰で管理します。
- 半日陰で土が乾かないように毎日水を与えます。
- 1ヶ月ほどが経つと根がでてくるので鉢か地植えに植え替えを行います。
枝が地面を張って発根するクチナシは、株分けをすることで増やすことができるそうです。株分けをする際には、3月~4月が良いそうです。
土から株を取り出して、根をほぐし、かさみで根元から2つに分けていくそうです。
【クチナシの挿し木に適した時期は?】
クチナシの挿し木は5月~7月が適しているようです。
【まとめ】
今回は、クチナシの挿し木の方法や時期などについてご紹介しました。クチナシを増やすには、挿し木と株分けでできるそうです。どちらかというと挿し木の方が簡単に誰でもできるそうです。クチナシの挿し木には、5月~7月が適しており、切って、水に付けて、穴に株を指して、日陰で管理すればよいだけなので簡単にできるそうです。クチナシは直射日光に弱い花なので、日陰で管理するようにしてください。水をたっぷりと与え、土が乾かないように毎日与えます。