カンナは、真夏の太陽のエネルギーを吸収するように大きな花を咲かせて、葉っぱも大きく生長する特徴があり見応えがあります。カンナの苗は、通販でも気軽に手に入れることができるので、初めてカンナを育てるなら苗からがいいかもしれません。
そこで、カンナを苗から花に、失敗せずに育てる方法や、開花中のお手入れの方法についてもご紹介します。
カンナを苗から花を咲かせるまで育てる方法!お手入れの方法は?
まず、カンナの苗は、生鮮食品と同じです。新鮮で質のいい苗を手に入れるようにしましょう。手に入れたカンナの苗から、花を咲かせるまで育てる方法で大切なポイントは、必ずよく日が当たる場所で育てることです。
熱帯地域で生育するカンナは、一年を通して日当たりの良い場所を好みます。寒さが苦手なので、特に冬は日が当たる場所を選んで管理しておくことをおすすめします。そして、カンナは少し湿った土を好むところもあります。
カンナの根は、水と酸素を多く必要とする植物なので、本来は地表近くに根を張ります。なので、カンナの苗を水やりは、土の表面が乾いたら水を与えるタイミングと思ってください。もし、土が乾き過ぎてしまうと、その分、苗の生育も悪くなります。そうはいっても、与え過ぎてしまうのも腐らせてしまう原因になるので、水やりを行う際は十分注意が必要です。
このようにして、カンナの好む日が当たる場所と、適切な水やりを行っていけば、カンナの苗から花が咲き始めます。カンナの花は、花を咲かせ始めると次から次へとどんどん花を咲かせて、長期間にわたって咲き続けます。この花を長続きさせるためのお手入れは、肥料を与えることです。
通常、カンナには肥料は必要ありませんが、カンナの生育中は、肥料切れを起こすと花が途切れます。肥料は、肥効が長く続くものを使用します。さらに、追肥として7月の初め頃には化成肥料を置肥してください。置肥は、株元に行います。置肥のやり方は、肥料をカンナに直接当てずに行います。鉢植えでのやり方は、鉢植えの縁から撒いていくといいですよ。
そして、月に2回ほど水やりを行わず、その代わりに液肥を与えるようにします。つまり、開花が途切れてしまわないように花が咲き続けている間は、肥料を与え続けることがお手入れの基本です。ちなみに、カンナの苗は、地植えにする場合の水やりは、気温が乾燥したタイミングで与えれば大丈夫です。土植えしたカンナは土に含まれる水分があるので、土の乾燥に神経質になる必要はありません。
まとめ
カンナの花の中に、枯れ始めている花があったら、その都度付け根から切り落としていくようにしてください。では、カンナの苗の育て方についておさらいしておきます。
・一年を通して日当たりの良い場所で管理する
・寒さが苦手で少し湿った土を好む
・土の表面が乾いたら水やりを行う
・花を長続きさせるには肥料を与える
・肥料は、肥効が長く続くもので、追肥は、化成肥料を置き肥する
・月に2回ほど水やりの代わりに液肥を
カンナの苗を失敗せずに花を咲かすことができたら、種からも挑戦してみてはどうでしょうか。新たに、カンナの魅力にハマってしまいますよ。