じk花には、親株から株分けして増やすせる花がありますが、カンナも同じく株分けするように増やすことができます。株分けは、宿根草に向いている増やし方で、老化してきた植物をまた若返らせて復活させる効果が期待できますが、カンナの場合は、株分けのように球根を分球して増やします。
そこで、カンナの株分け(分球)の方法やコツと、株分けの時期と注意点などについてご紹介します。
カンナの株分け(分球)の方法やコツ!分球の時期や注意点は?
株分けは、親株から根や茎を切り離して、新しい株を作り出してまた増やしていくものです。カンナの場合は、分球という方法で株分けのように、球根を切り離して増やしていきます。カンナの分球を株分けのようにして切り離す場合、適している時期があります。
カンナの分球は、4月~5月がもっとも適している時期です。このタイミングで植え替えする時に、球根を掘り上げて大きく生長を果たした球根を切り離して株分けのよう分けます。ただ、球根を切り離す部分には注意する必要もあります。
分球する方法は、カンナの球根の状態によって、切り離す場所が少し違いますが、注意したいのは芽を傷つけないように切り離すことです。切り離すコツは、1つの球根に対して2つの芽か3つの芽が付くように切り分けるようします。ちょうどくびれている部分で、新しい芽が付くようにして切り分けを行います。ただし、左右に分かれるような球根の場合は、付け根から2つに切り離すだけにしておきましょう。
すでに芽が付いている球根は、1球として切り離します。切り離すナイフは、消毒をしてから使ってください。初めて分球に挑戦する方は、少し難しいと感じるかもしれませんが、逆に育ちすぎたカンナの球根をそのままにしておくと、密生してしまい花も元気をなくします。球根は分球して、新たに植え直すと球根も刺激されて生長しやすく、力強いカンナの花を咲かせるためには必要な作業です。
分球した球根は、それぞれの鉢植えや花壇に植えます。花壇に植える場合は、30cm~40cmぐらい間隔を空けて植え付けます。鉢植えは、今後芽が伸びることを考えてその分のスペースを空けるようにして植え付けてください。ちなみに、鉢植えで発芽を促すには、ビニールで保温するように被せると、地温が上がるので発芽を早めることができます。
まとめ
カンナの分球のコツをつかんで慣れてしまえば、他の植物の株分けなどにも応用できるのでチャレンジしてみてくださいね。では、カンナの株分け(分球)についてのおさらいをしておきます。
・株分け(分球)に適している時期は4月~5月
・芽を傷つけないように切り離す
・1つの球根に対して2つの芽か3つの芽が付くように切り分ける
・左右に分かれている球根は、付け根から2つに切り離す
・ナイフは、消毒をしてから使う
・分球した球根は、30cm~40cmぐらい間隔をあけて植え付ける
・鉢植えは、今後芽が伸びることを考えてスペースを空けて植え付ける
自分の手で分球した球根が、植え付けた後に芽を出すとうれしさもありますが、カンナの栽培だけでなく、他の植物の栽培にも自信もつきますよ。