カンナの魅力の一つは、大柄の葉っぱに花の色のバリエーションが豊富なところでしょう。カンナの花の色は、赤色、黄色、白色、ピンクとオレンジなど様々です。その中で、一般的にオレンジ色のカンナが主流です。

そこで、オレンジ色の花を咲かすカンナの種類をご紹介します。

 

オレンジ色の花を咲かすカンナにはどんな種類や特徴があるの?

カンナ 花 オレンジ

カンナの花の色は、どれも原色に近い鮮やかな色が多いです。もちろん、黄色の下地に赤い斑点が付いたカンナなど、斑模様のカンナの色も特徴的な色合いをしています。昔からカンナといえばオレンジ色が主流で、それは今も変わらずオレンジ色が人気です。では、オレンジ色の花を咲かすカンナにはどんな種類や特徴があるのでしょうか。

 

「ストリアタ」グループ

「ストリアタ」グループのカンナは、葉っぱが特徴で明るい色の斑が入る葉が際立つカンナです。花の色は、赤に近いような色鮮やかなオレンジ色の花を美しく咲かせます。

 

カンナ・ベンガルタイガー

カンナ・ベンガルタイガーは、オレンジ色が主流で花だけではなく、葉っぱのストライプのような斑柄も特徴があります。葉っぱの濃い緑と薄い緑の斑状の柄で、花よりも葉っぱが強く印象に残りそうなほどです。なかなか入手しにくい種類でありながら人気がある種類のカンナです。

 

カラーリーフカンナ・ビューオレンジ

カラーリーフの品種群の仲間になるビュー。こちらは花だけではなく葉の色にもオレンジ色があります。ビューの特徴は、葉の色の種類が豊富でピンクやイエロー、ブラックなどもあります。それも一色ではなく、赤や緑など変わった色彩が斑に混ざり合うのが特徴です。草丈は40cm~80cmなので鉢植えで育てるのにも適しています。

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カンナ・ヒロムナ

カンナ・ヒロムナは、黄色の下地の色にオレンジの斑点が入る色のカンナで、その色合いには優雅さも感じられ独特な雰囲気があるカンナです。彩りが美しく、他の花や植物とコラボさせるとカンナがアクセントになり、いろんな花が植えてある花壇をすっきりまとめてくれます。

 

カンナ・バンコック

カンナ・バンコックは、斑入りの葉が魅力のあるカンナで、さらにオレンジの花を咲かせるので、より夏らしさを感じさせるカンナです。草丈は、40cm~50cmほどの大きさです。色が鮮やかなオレンジなので、庭に植えるとパッとした華やかさが加わります。

 

カンナ・カノーバ

カンナ・カノーバも、花びらが原色に近いオレンジの色で、カンナによっては、触るとその色がついてしまうのではないかと思うほど発色のいいカンナもあります。葉っぱは、濃い緑色で、オレンジの花とのコントラストが映える花といえます。草丈は40cm~70cmまで成長します。鉢植えにしても花壇に植えても、他の花とのコラボでもアクセントを加えてくれるいい花を咲かせます。

 

カンナ・オーストラリア

カンナ・オーストラリアは、草丈が40cm~50cmのカンナでオレンジ色の花を咲かせます。カンナ・オーストラリアは、花よりも葉っぱが特徴的で、上品でエレガントさが感じられる銅葉が美しく、水辺での栽培にも合う種類のカンナです。この葉っぱに魅力を感じる方も多く人気のある種類のカンナです。

 

まとめ

カンナの花といえば、真夏の南国を思わせるイメージがありますが、やっぱりそんな夏を感じさせてくれる色といえば、色鮮やかなオレンジ色のカンナではないでしょうか。では、オレンジ色の花を咲かせるカンナをまとめました。

・カノーバ「ストリアタ」グループ

・カンナ・ベンガルタイガー

・カラーリーフカンナ・ビューオレンジ

・カンナ・ヒロムナ

・カンナ・バンコック

・カンナ・カノーバ

・カンナ・オーストラリア

カンナは、真夏の太陽の下でダイナミックに南国風の花を咲かせますが、その一方で、上品さも備えている品種もあるので、私たちの目を楽しませてくれますよね。